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「あの時...
心底嫌だって思ったんだ
急に銃が怖いものに見えてさ...
気がついたら...
あいつ...スカーを殺したいくらい
憎かったと思うんだ
後で見たことないくらい
わんわん泣いてたもん」
エドはコーヒーの入ったカップを両手で包む
コーヒーにエドの顔が映った
「ホント駄目だ...あいつの事
少しも分かってなかった
一番ウィンリィの事を理解していたのは
Aだった
A...自分の事で
精一杯のはずなのに
いつも自分より先に人のことを思ってる
なによりも真剣に思って考えてる
オレは...」
「生きて帰って来れたから
こその悩みね」
「え...？」
「でも生き延びなきゃ駄目よ
大切な人のためにも」
リザはAの方にチラッと目線を送った
そしてすぐに銃の掃除の手を進める
「守ってあげてね
大好きなんでしょ？
ウィンリィちゃんの事も
Aちゃんの事も」
「�堯�！！
ブ―――――――ッッ！！！！」
その瞬間エドがコーヒーを
ハヤテ号の顔面にぶちまけた
そしてエドはリザの顔を見るなり真っ赤に顔色を変えた
「い い い い いやぁ
あれは あのっ！
ただの幼馴染で
家族みたいな守るとかなんとか
あっ あ あ――当たり前っちゅーか
Aはやっぱ妹だし！
あ あ これも当たり前っちゅーか！
あ あのっ！」
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設定タグ：鋼の錬金術師 , エドワード・エルリック
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