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するとハヤテ号はスッとエドの上からのいた
「ごめんなさいね」
「いやぁ
よくあることだから...」
エドは頭をさすって起き上がる
「聞いたよ
大総統付きだって？」
「...えぇ
エドワード君あなたと同じ質問をして
訪ねて来た人がいるわよ
先客にね」
「先客？」
エドは疑問符を浮かべて中へお邪魔した
そして中には本当に先客がいた
リザのベッドの上で寝ている少女
Aがいたのだ
「A！？」
エドはビックリして思わず声を出してしまう
するとムクッと身体を動かして
ゆっくりと瞳が開き、エドを映した
『エド...？』
「お前
なんでここにいるんだよ」
『ん...
なんとなく』
まだ眠そうなA
「で
怪我は？」
『......治した』
「は？」
『...だから
錬金術でパパッと治したよ
私、生体練成もかじってるからね
肋骨くらいつなげることはできる
生やす事は出来ないけれど...』
「そういえば...」
するとリザがコーヒーを持ってやってきた
「Aちゃん
自分がボロボロなのに
真っ先に私の所に来てくれたらしくて
私が帰ってくる前に
もう部屋の前で待っててくれたのよ」
リザの話を聞いている間に
Aはまた眠りについてしまった
エドはそんなAを見て微笑んでいた
そして優しく頭をなでてあげるエドだった
リザはエドに席をすすめた
２人とも椅子に座って話を始める
「Aちゃんからも聞いたけれど
かなりハードだったみたいね」
リザはエドから返してもらった拳銃の血と
詰まったものを落とすため手早く掃除を始めた
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