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長い長いパイプの先
椅子に伸びたパイプ
そこにはお父さまが座っていた
「私は奴等に協力させられてきた...!
賢者の石を造り
多くのイシュヴァール人の命を奪った...!」
そしてお父さまの胸がボコボコと動くと
そこからは小さなグラトニーが顔を出していた
ホムンクルスが造られている
「そして今
私はまた多くの犠牲をだすであろう実験に
協力させられようとしている」
スカーの前で頭を垂れているマルコー
「だから...!
だから頼む!!私を殺してくれ!!
今ここで!
私は死を持って奴等に一矢報いる
私には...キミが神のように見える...」
スカーは見下ろしていた瞳をカッと見開いた
「言え!!!!!」
スカーはマルコーの顔を握り締めて
地面に倒した
「まだイシュヴァールの話を
全て聞いていないぞ...!!
貴様らあの地でなにをやった!!
全て話せ!マルコー!!
この右手が貴様を破壊せぬうちに!!!」
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設定タグ:鋼の錬金術師 , エドワード・エルリック
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