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「「『(あ 危なかった――――!!!!)』」」
「(頭の上を剣が...っ!!)」
メイも相当ビックリしたみたいだ
「そうだ大佐
金!小銭貸してくれ」
「なんだいきなり...」
「いいから!」
エドはロイの手から無理やり引っ手繰る
「ケッ!
しけてやがんな...」
「チンピラか!キミは!」
「まぁいい
じゃな!」
そして3人は走って行く
「お おい!」
「ごめん大佐!
後でいろいろ報告する!」
そして3人は走ってどこかへ行ってしまった
「...なんだ一体...
はっ!!
いかん!中尉が!」
ロイも3人とは反対の方向へと走って行った
ロイは長い廊下を駆け下りて
司令部の外へと辿り着く
「中尉...!」
しかしリザが立っていたと思っていた所には
なんとも暑苦しいゴツイ奴が自分を見下ろしていたのだ
「いかがなされました?大佐
顔色が悪いですぞ?」
ロイは力尽きたのかフラフラと壁へ
「女性との待ち合わせ場所に
筋肉髭ダルマが立っていて
血色がよくなる男がいるか?」
「大佐!」
すると目の前から良く知っている女性の声が聞こえた
「中尉...」
「ご無事でしたか...
...あっ!すみません
ホークアイ中尉只今お手洗いから戻りました
アームストロング少佐のご好意に甘え
少しの間交代を
ありがとうございました少佐」
「なんのなんの」
「逃げなかったのか?」
「何があっても諦めるなと言ったのは
どこのどなたですか?」
困った顔でロイを見るリザ
「後で逃げた方が
マシだったって言うなよ中尉」
「なにを今更」
そして車へと乗り込んだ2人であった
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