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そしてその後Aと合流し
エンヴィーに連れられていった
「ったく...
なんでそんな奴つれてきたんだよ」
「しょうがないじゃないか
怪我してるんだよ？」
『ごめん...
私が強引にアルの中に取りあえずって』
Aは肋骨付近をギュット押さえて歩いていた
そんなAを心配そうに見る２人
肋骨が折れたままなので
Aの背が少し曲がっている
「おい！！」
「「『�堯�！！』」」
エンヴィーがいきなり大きな声を出す
「後の事はラースに任せてある
入んな」
「ラース？」
エンヴィーが部屋の扉を開けて３人を中に入れる
「「『！！！』」」
中を見ると３人とも驚きの表情を隠せなかった
「ラース...
大総統キング・ブラッドレイ...
......大佐！」
すると他にも人がいたのを確認すると
その人物はロイ・マスタングだった
「なにがあった？」
「いろいろあったぞ
ヒュリー曹長は南
ファルマン准尉は北
ブレダ少尉は西に飛ばされた
ホークアイ中尉は大総統付き補佐だそうだ」
「なっ！！
(なんだそりゃ...！
体のいい人質じゃねーか！)」
「座りたまえ」
大総統が椅子を勧める
３人はそれに従って腰をおろした
大総統から見て
左から大佐・エド・A・アルと座る
「(今この部屋には
大総統とオレたちだけ...)」
「(武器は
剣一本のみ...)」
「(それでも
勝てる自信があるというのか)」
『(それとも...
こんな場所で攻撃してこないと
信用しきっているか...)』
暫く長い沈黙が続いた
「コホッ」
「「『�瑤鵑福�！！』」」
その場に似つかわしくない咳が一瞬
アルの中から聞こえてきた
エドとアルとAは心臓が飛び跳ねる
『コホッ コホッ』
Aが冷静に判断し
咳き込むフリをした
「大総統！！」
エドもいきなり話を切り出す
「以前オレとAが入院した時
見舞いに来てくれましたね
まんまと騙されました」
「首を突っ込むな
軍内部全て敵だと思え
そう命じたはずだよ？
キミたちは我々にとって貴重な人材だ
余計な事は知らんでいい
ただ 時が来るまで大人しくしていろ
そうすれば悪いようにはせん」
『その時が来たら
私たち人柱と呼ばれるもの
以外の一般の方はどうなるんですか？』
「余計な事は知らんでいいと
言ったはずだ
鋼の錬金術師と
霧の錬金術師」
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