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Aの口からは血が流れている
それに瞳も虚ろだった
するとエドがアルの前にやってきた
「兄さん...」
「あいつ...リンは...
中にいる...!」
『ハァ ハァッ
エド...それは確信できる?』
「あぁ」
『ランファンの名前...っ
出したでしょ...』
口から血を流しながら微笑むA
「なんで分かったんだ?」
エドは目を丸くした
『私も、言ったでしょ...
ヒョッコリ出てくるかもしれないって...っ
あの時...名前まで出さなかったけど
“臣下”て言っただけで
目の色変えたよ...あれは...リンだったっ』
「A...
気付いてたのか
だからあの時そんな事」
『まぁね......』
「それよりもお前大丈夫か?」
心配した目でAを見るエド
『大丈夫だったらっ
どんなに楽か...』
Aはそう言って顔を歪ませながら
肋骨付近を握り締めていた
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設定タグ:鋼の錬金術師 , エドワード・エルリック
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