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「？？
でも確かお前たちの姓は
エルリックではなかったか？」
エドは怒り爆発寸前
遂に男の手を振り払って怒鳴る
「エルリックは母方の姓だ！！！！」
「...なるほど...
で...奴は今どこに？」
「知らねーよ！！
それよりあんたの方こそ何者だ！！
ホーエンハイムそっくりじゃねーか！！」
エドはビシッと男を指で指した
「あれが死ぬはずが無い...
しかし子供まで作って...」
「�堯�！！
話聞けよ！！！！」
男は人の話も聞かずに一人でブツブツ独り言
エドはもうブチ切れ
「兄さん！この人は」
アルがエドの左腕を掴んで止めにかかったが
「�瑤辰帖繊繊繊繊繊�！！」
エドは左腕が骨折しているため
アルに掴まれて思いっきり痛んだみたいだ
「？
怪我をしているのか？
そっちは左手が無いな...」
そして男はアルの左手に手を当てると
一瞬にして元通りに戻したのだ
「これでいいかな？」
すると今度はエドの左腕をグイッと引っ張って
手を当てた
「骨折か...」
光が消えるとエドは左腕を振りほどき
腕を固定していた枝と包帯を解いて
動かしてみる
「な...治った？」
今度は肩や身体を触ってゆく男
「おい！
あ あイテッ！」
「あとは肋骨だな」
そしてまた光が止まると
身体を確かめるエド
「おぉっ おぉ！」
「お前たちは大切な人材だからな
身体を大事にせねばいかんぞ？」
「こいつ...
なんのモーションもなしに術を発動させた」
「しかも装甲を薄くせずに」
「「つまり等価交換じゃない」」
「ん？
そこの少女も怪我をしているみたいだな」
そう言ってエドの後ろにいる、Aに近付く男
そして男の手が触れようとした瞬間
Aは目を見開き息を飲んだ
『―――っ！！！
触らないで！！！！』
いきなり大きな声を出して後ろへと飛び下がって
男と距離をとるA
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