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「あぁ...」
『よ...かった...』
「兄さん！！」
アルはいきなりエドに思いっきり抱きついて
身体を締め付けた
「�瑤�ゃっ！！！！
あ――――っ！！！！イタタタタタタ！！！！」
「良かった...無事だったんだね...！」
「イタイイタイ！！！アルッ
ゴリゴリって...！！」
リンは立ち上がって辺りを見回している
Aはエドとアルを見て微笑んでいた
しばらくするとようやくアルに解放してもらったエド
「だって...兄さんが...Aが...」
アルは顔を伏せて震えていた
エドはアルの前に座り込んでいた
「生きてた...」
「『！！』」
「...そう だよな
悪ィ」
エドはアルの頭に手を置いた
「心配掛けた」
と優しく声を掛けたのだった
『アル...
ごめんね』
すると隣で２人を見上げていたシャオメイが
足の先からブルブルッ！と頭の先まで震え上がり
パイプに身を隠した
エドも立ち上がり辺りを見回す
「それにしても
ここは どこだ？」
『...エ...ド...』
「？」
Aが呼ぶ声が聞こえて目を下に向ければ
まだ座り込んでいた
「どうした？」
Aは手だけを伸ばして、顔は俯いている
その行動を見てエドはAの手を握って
一度、Aの目線になって座った
「大丈夫か？」
と声を掛けたが返答がない
エドはゆっくり手を引いてAを立ち上がらせた
立ったと思ったら一瞬よろけるA
エドは慌てて支える
「おっと...！」
『うぇ...
吐きそう...』
「�凜泪犬�よ！！
我慢できるか？」
『なん...とか...』
エドがAの背中をさすっていると
別の声が聞こえた
「これは驚いた」
「！！」
いきなり背後から声が聞こえたので
エドはビクッと驚いたが
すぐさまAを引き寄せて
相手を見ると
「腹から人間が...」
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