時の翼 11【鋼の錬金術師】 (ページ40) - 小説

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539 ページ40

「はっ！」

ホーエンハイムが目を開いた

チュンチュン

小鳥のさえずりが聞こえる

前を向くと

湖が見える

そこには水鳥が飛んでいた

朝日が顔を出し

辺りを少しずつ照らしてゆく

ホーエンハイムは今までの出来事を思い出し見た

するとフッと笑みが零れる

「夢か...」

置いてある鞄を手にとって立ち上がって歩き出した

しかし数歩歩いた所で立ち止まった

後ろを振り返り

ある場所を見る

「世話になったな」

そこにはピナコと一緒に飲んだ酒が転がってい
た

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作者名：いちご牛乳 | 作者ホームページ：http://なし
作成日時：2022年4月23日 11時