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グラトニーの腹の中では
ゆらりとエンヴィーが立ち上がった
「どうせここで全員死ぬんだ
冥土土産に
いいもの見せてやるよ！」
そしてエンヴィーは巨大な怪物に変身したのだ
・・・・・
「食べていい？」
グラトニーは一人の人間を目の前にして
ニッコリとそうサラリと言い放った
しかし月日がたち
空家では腹がパックリと割れて
そこからは目が剥き出しになり
何もかもを飲み込んでしまう怪物と変化した
「うぉぉぉぉぉぉぉ！！！！
マスタング――――――っ！！！！！」
「怪物が...
身体の中に怪物を飼っていた...！
回りをバックリ飲み込みやがった！！」
エドは目を見開いて今の状況を理解しようとしていた
「こんなものまで造り出すのか...錬金術は」
・・・・・
ダブリスで
デビルズネストに突入する軍人達
「誰だおっさん」
いきなり剣を振り回す大総統
グリードは手を出すことが出来ず
一方的にやられるばかりだった
「キミに最強の盾があるように
私には最強の眼があるのだよ」
眼帯の下にはウロボロスの入れ墨があった
・・・・・
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設定タグ：鋼の錬金術師 , エドワード・エルリック
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