面の段＊10 ページ38
．
「______んっ……」
目を開けると見えたのは自分の家ではない天井。
「あれ……」
ゆっくりと体を起こす。
「っ……」
体を起こすと腕に走った鋭い痛み。
「______お、起きたか？」
隆平の目の前に胡座をかいた少年。
______あの白い着物を着た少年だ。
「自分昨日血ぃ足りなくなったんやで？」
そう言って少年は笑った。
「えっと……」
「隆平やろ？昨日風車直そうとしとった」
「えっ……」
「_____お前話早いんじゃっ！」
そう言って突然現れた紫色の着物を着た少年は白い着物を着た少年を叩いた。
「痛っ！お前なんやねんっ……」
頭を押さえながら少年は言った。
「せやから勝手にお前が話しとるから隆平ついていけてへんやろ！」
どついた少年はそう言って胡座をかいた。
「いきなりですまんな、んで確認や。あんたは隆平やな？」
「え……はい……」
隆平は突然の問いに戸惑いながらもそう答えた。
「そうか……俺は信五や、んでこっちはすばる」
信五は隆平にそう言った。
「……本題やけど、昨日隆平はなにをしとったん？」
「っ……」
突然低い声になった信五。
隆平の顔がひきつった。
どう答えるべきなのか……
「______その様子やと、隆平も俺らと同じみたいやな」
「へっ？」
突然の信五の一言に隆平は驚いた。
「隆平も、始末屋か？」
そう言ったすばるの目はどこか悲しげで、でも真っ直ぐに隆平を見つめていた。
_____________________
作者、次の段が青色さんだと宣言しましたが次の次の段としたいと思います。
よろしくお願いします。
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未優(プロフ) - もぇさん» 今のところ次はやす君です！ただまた変わってしまうかもしれませんが……（笑）今のところはやす君です♪ (2013年11月17日 18時) (
レス) id: 9871693ac0 (このIDを非表示/違反報告)
もぇ(プロフ) - 次は亮ちゃんですか？？ (2013年11月17日 17時) (レス) id: 23b6e627cf (このIDを非表示/違反報告)
未優(プロフ) - ∞英華∞さん» コメントありがとうございます！更新スピードが上がっていませんがよろしくお願いします♪ (2013年11月14日 20時) (レス) id: 9871693ac0 (このIDを非表示/違反報告)
未優(プロフ) - デッドさん» コメントありがとうございます！ゆっくりですが更新していきたいと思います！よろしくお願いします♪ (2013年11月14日 20時) (レス) id: 9871693ac0 (このIDを非表示/違反報告)
∞英華∞(プロフ) - いつも読んでます♪更新がんばってください！ (2013年11月13日 21時) (レス) id: cd2dd81499 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2013年10月27日 13時
