始まりの段 ページ3
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夜は明け、朝が来る。
既に江戸の街では市が始まり、人々の活気に満ち溢れていた。
そんな街を灰色の着物を来た一人の少年が歩いていた。
少年の名前は裕という。
「＿＿＿＿＿あっ！裕兄ちゃんおはようっ！」
裕の周りに集まって来た、小さな子供たち。
「おう、おはよう」
ニッコリと笑った裕。
そんな裕の仕事を知る人間は、ほとんどいない。
裕は子供達と挨拶を交わすと、大通りを抜け、小道に入った。
少し小道を歩いて行くと着く、一軒の茶屋。
茶屋、と言っても食事も出す店でもある。
小道にある小さな店であるが、街では人気な茶屋だった。
今日も沢山の客が食事を食べていた。
「_______いらっしゃいっ……って、裕かよ」
裕の方を見た紫色の着物を来た少年______信五だ。
裕「おん、ただいま」
「_______あ、裕くんおかえり」
店の奥から出てきた緑色の着物を来た前髪を上げた少年。
裕「お、忠義やん……あれ、他のみんなは？」
信「ん？あぁ、隆平と亮が買い出し行ってて、章大は……」
忠「章大は上で服仕立てとるよ」
「_____にいちゃん、注文いいか？」
忠「あ、はい！」
忠義は返事をすると客の方に向かった。
裕「すばるは？」
信「あれ、すばると一緒やなかつたん？」
裕「おん、一緒やなかったで？」
「_______ただいまぁ」
裕の後ろに現れた小柄な青年。
信「お、すばるおかえり」
す「おん、ただいま」
青年は白拍子の格好をしている。
裕「また踊ってきたん？」
す「おん」
信「腹減ったやろ、2人とも食べるか？」
裕「おん、いただくわ」
信五は分かった、と言って店の奥に向かった。
_______孤独を生きていた少年達が集まって営む茶屋。
表向きには7人の少年達が協力して営む茶屋。
しかしその裏には、
少年達の涙が作った“仕事”があった_______
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未優(プロフ) - もぇさん» 今のところ次はやす君です！ただまた変わってしまうかもしれませんが……（笑）今のところはやす君です♪ (2013年11月17日 18時) (
レス) id: 9871693ac0 (このIDを非表示/違反報告)
もぇ(プロフ) - 次は亮ちゃんですか？？ (2013年11月17日 17時) (レス) id: 23b6e627cf (このIDを非表示/違反報告)
未優(プロフ) - ∞英華∞さん» コメントありがとうございます！更新スピードが上がっていませんがよろしくお願いします♪ (2013年11月14日 20時) (レス) id: 9871693ac0 (このIDを非表示/違反報告)
未優(プロフ) - デッドさん» コメントありがとうございます！ゆっくりですが更新していきたいと思います！よろしくお願いします♪ (2013年11月14日 20時) (レス) id: 9871693ac0 (このIDを非表示/違反報告)
∞英華∞(プロフ) - いつも読んでます♪更新がんばってください！ (2013年11月13日 21時) (レス) id: cd2dd81499 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2013年10月27日 13時
