・(飛貴) ページ21
.
レッスンの前に渋谷駅で待ち合わせて買い物に行く。
飛貴「どこ行くの?」
A「夢の国のやつ」
そういってルンルンしながらお店に入って、あっという間に俺の横からいなくなったA。
まぁ楽しそうだからいっか。
久しぶりに夢の世界に来た俺も店内をウロウロしていると、Aが好きなキャラクターのハンドクリームがあった。
いつだったかAがコロナ禍で手荒れがヤバいって言ってたのを思い出して、それを手に取る。
それをもって会計をしレジを出ると
A「あ、飛貴! もう、勝手になくならないでよ」
うん、こっちのセリフね。
まぁご機嫌に袋持ってるしお目当ての物は買えたんだろう。
飛貴「じゃあ手繋ぐ?」
A「うーん……。それはいいや」
飛貴「おい!(笑)」
もっと気まずくなるかと思ったけど今までと変わらない俺らの距離に安心する。
A「この前、いっちぇに教えてもらったカフェ行こ! おしゃれでおいしいの」
金指に教えられたってことにちょっと嫉妬しちゃうけど素直にうなずく。
カフェについてからもメニューを見ながらルンルンしてるしなんだか今日のAはいつも以上に楽しそうだ。
注文を済ますと、今度はガサガサ暴れ出すA。
A「飛貴、遅くなってごめんね、誕生日おめでとう」
そういって渡されたのはさっき行ったお店の袋。
飛貴「ありがとう! 開けていい?」
A「うん」
中から出てきたのは黒いおしゃれなトートバック。
飛貴「ありがとう!! 使うね」
飛びつきたい気持ちを2人を隔てるテーブルのせいで抑えざるをえなくなったけど、本当にうれしい。
ちょっと恥ずかしそうにカップを口元に持っていくAを見てまた好きだなって実感する。
飛貴「あ、これAにあげる」
さっき買ったハンドクリームを渡すと目を真ん丸にしながら「申し訳ない」って下を向くA。
飛貴「買っちゃったし、もらって」
A「ごめんね、ありがとう。」
飛貴「あ、俺もおんなじの買えばよかったなぁ。
そしたらおんなじにおいでマウントとれたのか」
A「誰にマウントとるのよ(笑)」
飛貴「いろーんな人」
A「世界一無駄だと思う(笑)」
そんなことないんだよ。Aにはもっと自分のかわいさとか自覚して欲しい……。
__________
遅くなりましたが浮所くん、お誕生日おめでとうございます!
VS魂のレギュラーや主演映画公開など19歳も活躍が楽しもです!
107人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
☆ゆゆまる☆(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます!!そしてここまで読んでくださって本当にありがとうございます!! これからもよろしくお願いします! 美紀さんもお体ご自愛下さい。 (2020年12月27日 0時) (レス) id: 78cf6abd92 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年12月26日 9時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:☆ゆゆまる☆ | 作成日時:2020年12月24日 20時