続･ヒロイン (ページ20)

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杉本「大変やなー、ごめんな変なこと聞いて」

山地「や、バレてるなら仕方ないので」

山地「それに由伸のせいであって全然ラオウさんのせいじゃないし」

福也「いやー、でもこんな由伸見るの初めてだよ」

頓宮「昔からAと由伸こんな感じだよね」

山地「そんなことない」

颯一郎「WBCの時とか凄かったっすよ」

颯一郎「夜ホテルで話した時とかデレまくりで」

山本「わーそれは言ったらあかん」

山地「ちょ、！重いって」

颯一郎くんの口を塞ぐためにほとんど潰されてる

若月「Aちゃん潰れてるから、ね？」

紅林「宮城から話聞いてたっすけどこんな由伸さん初めて見たっす笑」

若月「ほーら、由伸離れる」

さすが由伸の扱いがわかってるだけあって無理やり体を起こさせて水を飲ませてくれる

山下「由伸さんっていつもこんな感じですか？」

山地「酔ったらこんな感じかも」

颯一郎「同期会とかやばいっすよこいつ」

颯一郎「ずっと惚気けてる」

山本「だって好きだもん」

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〜山﨑福也〜

みんなで喋ってたところから、皆個々で話し始めて若月とかそこら辺が由伸の惚気をひたすら引き出そうとしてる

それ以外のラオウさんとAと俺で必然的に話すことに

杉本「由伸がさ、メジャー行くって言ったら着いて行くん？」

今年25になる由伸にとって来季のメジャー移籍はほぼ確約されたようなもの

山地「え、うーん、着いていきたいって気持ちもありますけどようやく目指してきたとこまで来たので」

山地「でももし結婚して、由伸のことそばで支えるってなったら全然着いていきます」

福也「結婚したいって思う？」

山地「ずっと私25までに結婚したいって言ってたのにもうあと1ヶ月で25なんです」

杉本「やばいじゃん笑」

山地「でも由伸にとって25のこの歳って節目だし大切な年だから負担にはなりたくない」

ソフトドリンクをストローで混ぜながらそう言うAを視界の端に映った由伸がすごく愛おしそうな顔で見てたのが頭から離れない