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『めっちゃよかったね!』
「うん!私ジャスミンがソロで歌ってた曲が1番好きだったかも」
『え、Aちゃんも?!
あれねぇ英語の歌詞を訳したやつみたら日本語のよりめっちゃかっこよかったんだよね〜 YouTubeみる?』
「みるみる!」
やっぱり始まった感想大会
ちゃんと見といてよかった〜笑
デパートのフードコートでたこ焼きとドーナツという異色のメンツを並べながらおしゃべり
作ちゃん楽しそ〜
こんな時間がとても幸せです。
でももう少しでお店も閉まるし帰らなきゃだなぁ
『…Aちゃーん?』
「え!なに?!」
『帰りたくなくなっちゃった?』
「……ぴんぽん」
『ふふっ可愛い』
『でもそろそろ帰ろっか。』
「そうだね。」
作ちゃんは毎回何も言わずに送ってくれる。
寂しいけど隣を歩いて帰れるのはとても嬉しい。
新婚さんとか高校生カップルみたいでしょ?
「作ちゃん明日お仕事は?」
『あ〜明日は舞台の稽古かな』
「そかそか。心の中で応援してるね〜」
『なんならLINEとか送ってきてよ笑』
そんなたわいもない話をしてるとおうちに到着。
『はいっ!』
両手を広げて待つ作ちゃん。
いつもの恒例行事。
バイバイする前に充電と言うなのハグをして次に会える日まで頑張ろうってやつです
「んっ」
『んっかわい』
「好き」
『俺のが好きだと思うよ?』
「それはないな」
『そうなの?笑』
「よしっ充電完了!」
『んっじゃあまたね。』
「うん!かえったらっ……」
『グフッ チューしたくなっちゃった♡』
『帰ったらLINEするね!ばいばーい』
「ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙〜〜〜〜」
どこまでもずるくて可愛い彼氏です。
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作者名:しろくま | 作成日時:2019年10月1日 19時