真夏の少年 ページ11
Aside
ゆうぴーと別れてから浮所と2人で手をつなぎながら廊下を歩く。
お互い無言で話すタイミングが掴めない。
浮所「…ねぇ」
「ん、なに？」
浮所「今から俺の家来ない？」
「へ？」
浮所「い、いや、変な意味はなくて！笑」
浮所「Aの思ってること聞きたいなって思って」
私のことを第1に考えてくれてるのが本当に嬉しくて迷わず首を縦に振っていた。
2人で事務所を出て飛貴の家に向かう
朝は曇っていたはずの空は雲ひとつない晴天ふと変わっていた。
浮所「で、話聞かせて？」
部屋に入れてもらった瞬間に話し始めた飛貴
「あ、でもゆうぴーとの話聞いてたんじゃないの？」
飛貴「でもAの口から聞きたい。」
「…真夏の少年、見れなくなる。」
浮所「…なんで？」
「私以外の人と胸きゅんシーンやってて嫉妬しちゃうの。この世界にいるならしょうがないって思わなきゃいけないのに、でもやだって思っちゃうの」
浮所「そっか…」
こんなジャニーズ失格みたいな言葉を聞いてどう思うんだろう。
そう思っていたら飛貴はふふっと笑った
「え？」
浮所「いや前のAだったらそんなこと絶対言わなかったよなって思って笑」
「前？笑」
浮所「俺たちが不仲って言われてた頃にA以外の人と胸きゅんやっても嫉妬なんてされなかっただろうなって笑」
「してたよ。不仲の頃から好きなんだから。」
思わず零れた言葉に私も飛貴も驚く
浮所「でも俺に直接言ってくれなかったでしょ？」
「言わない。意地でも」
浮所「俺は言って欲しいのに」
「嫌じゃ…ない？」
浮所「全然。むしろ大歓迎」
私の手を引き寄せて優しく抱きしめてくれる飛貴
浮所「嫉妬も可愛いなんて思っちゃうのはもう末期かな？」
「私も飛貴に嫉妬されたら嬉しいし可愛いって思っちゃう、」
浮所「一緒だ笑」
抱き合いながら2人で笑い合うのは久しぶりでこんなに幸せでいいのかなんて思うくらい。
浮所「A」
「ん？」
浮所「俺これから大学でリモートしなきゃいけないんだよね」
「あ、ごめんじゃあもう帰る…」
浮所「やだ。いて？」
「え、あ、いいの、？」
浮所「リモートにうつらなきゃ大丈夫笑」
「そっか」
浮所「でも女子3人に俺1人なんだよね」
「え、」
浮所「嫉妬…してくれる？」
そんなの、言われなくたってするに決まってる。
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桃＆海(プロフ) - 有姫さん» 嬉しすぎます！これからも頑張りますのでよろしくお願い致します！ (2020年10月7日 22時) (
レス) id: db5cec8244 (このIDを非表示/違反報告)
有姫(プロフ) - 更新が楽しみすぎて読み返してます！応援してます！ (2020年9月22日 8時) (レス) id: 4d2182e0d5 (このIDを非表示/違反報告)
桃＆海(プロフ) - ももさん» 不仲の時から！ありがとうございます(TT)こちらこそこれからもよろしくお願いします！ (2020年9月4日 6時) (レス) id: db5cec8244 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 不仲の時から読んでいる者としては、2人がラブラブしてるの見るとめっちゃほっこりします(^ ^)リモートのお話めっちゃ好きです！更新楽しみにしてます！！ (2020年9月3日 20時) (レス) id: 20bbfbc612 (このIDを非表示/違反報告)
NAMI - 桃＆海さん» 私が言うのもちょっとおかしい気もするけど、こちらこそ、これからもよろしくお願いします！返事、遅くなってすいません！応援してます！ (2020年8月19日 15時) (レス) id: 2b3e882c23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海＆桃
| 作成日時：2020年8月15日 0時
