美少年の紅一点は浮所と不仲です５ (ページ42)

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名前呼びページ42

Aside

今日は学校終わりに龍我と寄り道をしている

龍我「何食べる～？」

道を歩きながら夜ご飯を何食べるか相談する

「ん～龍我何食べたい？」

龍我「俺ね！もんじゃたべたい！！」

「私も食べたい！！」

お互いすんなり意見が一致して龍我が見つけてくれたもんじゃ屋さんに向かう

「夜ご飯早いかな？」

龍我「5時だから大丈夫じゃない？」

少し早めの夜ご飯、ということで私たちはお店にはいった。

龍我「俺さもんじゃ焼けないんだけどA焼ける？」

「もんじゃ屋さんで働いてた」

龍我「え！？」

「うそ笑」

龍我「嘘つかないでよ！！」

「ごめんごめん笑」

2人で頼むメニューを決めて注文をするとすぐに飲み物が届く

龍我「かんぱーい！」

2人で飲み物を乾杯してから頼んだ烏龍茶を飲む

龍我「Aと二人でご飯とか初めてじゃない？」

「そうだね笑」

龍我「那須とかとはあるでしょ？」

「雄登となぁくんくらいかなぁ…」

そのあとすぐにもんじゃが届いて作り始める

龍我「え、うま！！」

「意外と得意なの笑」

出来上がったもんじゃを食べている途中で突然龍我がさっきまで話していた話題を変えた

龍我「そういえばさ、浮所とさ付き合ったじゃん」

「えっ、どしたの急に笑」

龍我「下の名前で呼び合わないの？」

「…下の名前？笑」

龍我「そう！Aと飛貴って呼ばないのかなって」

「いまさら元には戻せないって笑」

龍我「でもさ～せっかく付き合ったのに恋人らしいことしてるの俺見た事ないよ？」

「見せてないだけ！」

強がってみたもの…

確かに恋人らしいことはしてない、、

龍我「Aはしたくないの？」

「そりゃぁ…少しはしたいけど…浮所が嫌がるかもって考えたら…」

話に夢中で気づいたら頼んでいたもの全て食べ終わっていた。

龍我「本人に聞いてみればいいじゃん。家行って！」

「いや急に行って浮所の親とかに迷惑とか…」

私がそうやって話していると龍我はスマホをいじりだして画面を私にドヤ顔で見せた

龍我「行く理由できたでしょ？」

「え…」

龍我「看病！！」

龍我が見せてくれたスマホの画面には浮所とのLINEのトーク画面が写し出されていて

浮所が一言、熱出てぶっ倒れた

と送っているのだけ見えた。

私は急いでお会計をする

「龍我、ごめん！」

龍我「は～い」

私は急いで浮所の家に向かった。