美少年の紅一点は浮所と不仲です ３

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私が寝れない日は夜中まで電話してくれて私が寝れるまで付き合ってくれたり


東京に来た時は一緒に観光したりして遊んだりもした。


「好きだよ。浮所くんがAの中にまだいてもいいから俺と付き合って欲しい」


この気持ちが、好きという物なのか分からなかったけれど一緒にいると落ち着いて幸せな気持ちになれたから


「よろしくお願いします」


そう私は返事した。



付き合ってからも電話をしたりデートをしたり


…手も繋いでキスもして恋人らしいこともたくさんした


けれどいくら幸せだからって他の嫌なことが解決する訳もなかった


学校での嫌がらせやアンチに悩まされる日々が続いて私は彼に依存し始めた


「会いたい」 「電話したい」 「抱きしめて」


この言葉が私の口癖になった


でも彼がそれに応えてくれることは減っていった。


私と同じ仕事がある彼は私よりも忙しい毎日を送っていて夜中までの電話が出来なくなった。



なにより大阪と東京という遠距離で会いたいと言っても会えなかった。


このままだともっと依存して学校にも行かず事務所もやめてダメになってしまうと思った。別れなきゃって思った。



そう思っていた矢先、彼からLINEが来た


【別れてほしい】



それを見たあとに頬から伝った涙は…悲しみの涙ではなく、罪悪感からの涙だった。


それはまるで心のどこかに浮所がいたんだよと嫌でも伝えられた感覚だった



他に好きな人がいるのにもかかわらず付き合った。

好きと言ってくれた言葉につけ込んだ。









「ごめん…ごめんね謙杜」


私は泣きながら謙杜と撮った写真を全て消した




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なんかグダグダ感満載な気がしますが…元カレは長尾くんでした！


書きながら桃瀬病みすぎじゃねと思ってしまいましたが…この後のお話からはドキドキ系やYouTube企画を書きますので楽しみに待っていてくださると嬉しいです！


リクエストもお待ちしておりますのでコメント欄やTwitterにてコメントお願い致します！！

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