美少年の紅一点は浮所と不仲です ３

好きだよ ページ40

Aside

なにわ男子の楽屋に挨拶をしに行くために自分たちの楽屋を出た。


謙社にも会うのか…って思ったら少し気が引けたけどもう何も無いし、普通にもとの関係に戻れるはずと思って覚悟を決める


パチっ！と自分の両頬を手で叩き気合を入れる


「…よしっ！」


なにわ男子の楽屋に入ろうとした瞬間…


道枝「あ…A」


「みっちー…！」


偶然楽屋から出てきたみっちーと鉢合わせした。


道枝「久しぶりってほどじゃないけど久しぶりやな」


「そうだね〜笑」


道枝「それより…楽屋大丈夫？」


「ん？なにが？」


道枝「いや…楽屋の空気が心配で今見に行こ思ってたとこやったんだけど…笑」


「え…何かあったの？」


空気悪いなとは思ったけどメンバーの誰かがちょっと喧嘩したのかなとか思っていた自分がいた



道枝「あのー…前大阪来た時に長尾と付き合ってたってみんなに知れ渡ったやろ、？」


「あー…うん」


道枝「それ、俺が大昇に言っちゃって…そしたら大昇が美 少年のみんなに言っちゃったみたいで…」


美 少年のみんなと聞いて浮所も聞いちゃったんだな…と思っている自分はつくづく自惚れていると思う


「そう…なんだ」


道枝「ほんまにごめん。それでさっき楽屋に行ったら恭平がみんなの前でその事言ってしもて…長尾が質問攻めにあうってことがあって…」


「謙社優しいから答えそう笑」


道枝「それで浮所が戻ってきてて聞いちゃってた、っていう…」


「そーゆーことね笑」


道枝「だから空気大丈夫かな思って楽屋行くとこやったんだけど…」


「気にしなくて大丈夫だよ笑私も戻って様子見てくるから笑」


道枝「ほんまごめんな…」


「大丈夫大丈夫！！あ、申し訳ないけど楽屋挨拶は改めて後で行くね〜」


道枝「全然大丈夫やでありがとな」


「はーい」


みっちーに挨拶してから私は早足で自分の楽屋に戻った

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