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顔の熱が冷めてきた頃、会場がさっきよりも浮つき始め会場が暗くなりペンライトの光で溢れる
大画面のモニターに映像が流れたあと美少年が現れ、大きな歓声に包まれた
ライブの雰囲気を肌で感じ、興奮していくのが自分でも分かった。
初めてみるアイドル姿の飛貴に、私は目が離せなかった。
曲に合わせてオレンジの光を振っていると、飛貴がふいに私の方を向いてウインクをした
すると
「え、今の私？！」
「待って私だよね？！」
「きゃー！やばいやばい！」
と飛貴のファンらしき女の子たちの声が聞こえてきた
…そうだよね、私にするわけないよね、
他にもファンはいっぱいいるわけだし。私にとは限らないじゃん、うん
それに…私なんかより全然可愛いし。
一瞬でも自惚れてしまった自分が恥ずかしい。
歌って踊ってる飛貴を見て、少しだけ遠い存在に感じた。
少しだけ寂しい気持ちになって俯いた後、顔を上げるとちょうどこっちを見ていた雄登くんと目が合った
雄登くんが目を見開いて驚いていた。
あれ、飛貴言ってなかったのかな？
マヌケな顔になった雄登くんに少しだけ笑いながら控えめに手を振ると、バーンと私の方に向かってやって笑顔でみんなのいる方に戻っていった
その後メンバーのソロ曲になって、飛貴のカッコ良すぎるパフォーマンスにさっきの言葉を思い出してまた顔が熱くなったり、飛貴のファンサに少し嫉妬したりしながらあっという間に約2時間のライブが終わった。
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ふくろう(プロフ) - さっくんさん» ありがとうございます！！嬉しいです(T_T)はやく更新できるように頑張りますね！ (2020年12月30日 9時) (
レス) id: a22c3cda80 (このIDを非表示/違反報告)
さっくん(プロフ) - すごくよかったです！ 設定などがリアルですごいと思いました。続き楽しみにしています！ (2020年12月30日 1時) (レス) id: 098f5ed21a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふくろう x他1人 | 作成日時：2020年12月27日 17時
