50。 ページ1
.
会場に着くと沢山の人で溢れていた。
あまりの人の多さに私は呆気に取られ、その場に立ち止まる
こんなに美少年を好きな人たちがいるなんて…凄すぎるよ
そう考えてまわりを見渡していると、みんなうちわを持っているのに気がついた。
うちわって買うのかな、配られるやつ?
なにも分からないまま歩き出すと[最後尾]と書かれた看板が見えた。
看板を持つスタッフさんに聞くと、グッズの列だと教えてくれた。うちわだったりペンライトだったりが売っていると知り、私も並ぶことにした。
飛貴のだけでいいよね、…あ、雄登くんのも買おうっと
前の人と同じように頼み、手元にグッズがくる
これがみんな持っていたうちわ…
初めて目にするグッズを手に見よう見まねで写真を撮って、飛貴に<着いたよ>と連絡を入れた
早めに会場に入ろうかな、遅れたら困るし。
そういえば入る時は近くのスタッフに声掛けてって言ってたなと思い出し、チケットを手にスタッフに話しかけると
「関係者様ですね。ご案内します。」
と丁寧な口調の男性が、ファンの列とは違う方向へ歩き出した。
案内してくれた男性にお礼を伝え、席に座る。
初めて入るコンサート会場に、感じたことのない高揚感を覚える。
しばらくそこで会場を見渡したり、グッズを整理したりしていると後ろから小声で名前を呼ばれた
.
284人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふくろう(プロフ) - さっくんさん» ありがとうございます!!嬉しいです(T_T)はやく更新できるように頑張りますね! (2020年12月30日 9時) (レス) id: a22c3cda80 (このIDを非表示/違反報告)
さっくん(プロフ) - すごくよかったです! 設定などがリアルですごいと思いました。続き楽しみにしています! (2020年12月30日 1時) (レス) id: 098f5ed21a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ふくろう x他1人 | 作成日時:2020年12月27日 17時