ご主人様とぼくの日常

わがままぼでぃ ページ16

臣「ただい…ま」


ご主人様！！！


ぼくやで？？見てみて！！！


ほら！ムキムキやろ？？


筋肉つきすぎて最近起き上がるのも一苦労やで！！


臣「お前このわがままボディはなんだよ…」


わがままボディ？？

はて？


臣「ムチムチじゃねーかよ」


ムチムチ？何言うてんの？ムキムキでしょ？？


ムチムチの意味わからんけど、ご主人様がぼくのことわしゃわしゃにこねくり回してるからきっと誉め言葉なんだろう

もっと触って触って！！！


臣「この腹どうした！」


お腹だして転がっていたら目を細めながらタプタプぼくのお腹触って笑ってるご主人様


あ〜ご主人様の笑顔がぼくの幸せ



しばらくご主人様と久しぶりの再会を楽しんでいたんだけど今回の本題は

なっがいこと海の向こうに行くみたいでな
ご主人様と一緒に行くか、ここに残るかって相談



ぼくたち犬が国を超えるのはいろんな手続きとか結構大変らしいねん
相手国によっては飛行機から降りてもしばらく検疫所から出られんかったりもするみたいやし

機内はエアコンはついてるらしいけど長時間エンジン室の近くで騒音もひどいらしいし
飛行中はごはんももらえんし、おしっこうんちも変えてもらえへん
それにずーーーっと景色もかわらんケージの中やろ？



エコノミー症候群になってまうわ！！


って犬ってエコノミー症候群なんのかな？？


って話それてもうたわ



ほんでご主人様がな


臣「J?お前がそれでもいいなら一緒に行こう？」


ゆうてくれたんやけど


ぼくもなご主人様と一緒におりたいけど、あれやろ？？
海の向こう行くんもお仕事の一環なんやろ？
むこうでボイトレといいうんもやったりすんねやろ？


じゃあぼくはここでまってる
ご主人様が海の向こうで楽しく笑っていられるように
ここでいいこにしてる


臣「そっか。わかった」


そういってご主人様はぼくと久しぶりに一緒に寝てくれた


やっぱりご主人様の隣が一番
ぼくさみしいけど我慢する
いい子にまってるからご主人様も頑張ってきてね


臣「じゃあ俺行くな。またな。あ！母さん。こいつにおやつとデザート禁止な」


な！！！！



なんですと？？



臣「今度帰ってきて時太ったままだったら連れて帰んねーからな」



うそやん？



ぼく太ってたん？？



ムチムチって太ってることやったん？？



ぼく…ダイエットがんばります。

終わり ログインすれば
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