Promise 3 臣side (ページ10)

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「隆二くんありがとね？

あと、友
きれいごとに聞こえるかもしれないけど、嫌われてなかったことには安心した
でもね？
正直…一気に言われたら頭ごちゃごちゃしてさ、
あんま理解できてないんだよね
確かにあの頃に私には大きな問題だった
だから今さらそれに対して何かしようとも思ってないけど、
あのころつらかったのは確かだから…」

バチーン

Aに平手打ちされた友はビックリしている

「友も叩いて？

ほら！はやく！！！」

ペチン

「はい！これでお相子！
私があの時友に相談のってあげてれば違ったのかもしれないし
私にも非がある
お互い悪かった！

はい！しゅうりょー

ねぇ広臣お腹すいた！
さっきのお肉食べれてないから早く食べに行かないとなくなっちゃう」

なんなんだろう？俺の彼女
いっつも何するかわかんねぇ
やっぱおもしろい女だわ

俺の隣を歩いてたかと思うと

「隆二くんありがとう！今日無理やり連れてきてくれたからいいこといっぱいあった
隆二くん本当にありがとう」

隆二の横で話してたかと思うと
一番後ろで寂しそうに歩いてた友の隣にいって

「ねぇねぇ？その左手の指輪ってさ？結婚したの？」
友「ううん。プロポーズされてて…」
「うそ！おめでとう！！！」
友「もし嫌じゃなかったら結婚式きてくれないかな？」
「いくいく！！むしろいいの？」
友「うん！臣くんも一緒に」
「え？」
友「付き合ってるんでしょ？そのネックレス…」
「え？ネックレスなんでもらったって知ってるの？」
友「そのネックレス…さっき話してたほかの女へのプレゼントってやつ…」
「え？これその時の？？？？」
友「うん。気づいてなかったの？」
「あ、うん。そっか～そうだったんだ」
友「運命ってすごいね！ひっかきまわした私が言うのもなんだけど」
「あ～うん。でも、友も運命の人？だったから結婚するんでしょ？」
友「そうなのかな？大学入ってから私の事ずっと支えててくれたんんだ」
「友が幸せそうでよかった。会ってみたいな～」
友「あ。知ってるかな？片岡先輩」
「ん？知らない」
友「臣くんのサッカー部に先輩なんだけど…？」
「ん？ねぇ～～～広臣！！片岡先輩って知ってる？」

急に後ろから大声で知った名前の人を尋ねられた

臣「え？直人さん？」

「直人さん？かは知らないけど、友片岡先輩と結婚するんだって！」

臣「まじで？？？」