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友「それで、クリスマス2人の予定を壊してやろうとおもった
臣くんは優しいから助けてって言ったら絶対来てくれるとわかってた
だから…うそついた」
臣「え?」
ゆっくり顔を上げて俺と目を合わせて小さな声で「ごめんなさい」とつぶやいた
友「誰かに追いかけられてたのは嘘。
ただ私のところに来てほしかった
あの後ホームパーティに強制参加させられてたのはさすがの私も想定外だったけど
結果、私の計画は成功した
あの後2人は話すことなくなったし、Aは登校自体あまりしなくなった」
隆「それで気が済んだの?」
それまでジッと聞いていた隆二が口を開いた
隆「Aちゃん傷つけて、俺らの友情も壊して、それで満足だった?」
泣きながら頭を横にフルフルする友
友「最初は満足だった。。。
でも、私には何も残らなかった。誰も周りからいなくなった」
隆「それだけのことをしたんだよ?
自業自得
で?今更なに?
自分が楽になりたいから謝ろうって?
随分虫のいい話だな?」
友「ごめ、ごめんなさい」
隆「泣けばいいと思ってんの?」
臣「ちょ、隆二いいすぎ…」
隆「臣は黙ってろ!
俺はね?Aが幸せならいいの!
今回ここに無理やり連れてきたのは、ちゃんとAに向き合ってもらいたかった
Aはどこも悪くないんだぞ?って
さっきもクラスメイトからすげ〜歓迎されてて囲まれてただろ?
みんな待ってたの。
だから友のことは忘れな?って
Aのことみんな大好きなんだよ?ってわかってもらいたかった
友に謝ってもらうためにAを連れてきたんじゃねぇ」
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作者名:あおのすけ | 作成日時:2016年1月16日 19時