Promise 3 臣side (ページ5)

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季節は7月下旬

斉藤さんの結婚式後から日は経ち

俺たちは仲良くしている

今日は斉藤さんの結婚式の二次会が行われたBARで隆二と待ち合わせ

Aは接待の付き添いらしく遅れてくる

隆「久しぶり～いつの間にこんな洒落た店見つけたの？」

臣「おぅ。久しぶり」

来月末に転勤になったことや、Aとの最近の事を話していたが

俺はどうしてもいいたいことがあった

臣「隆二…抜け駆けしてごめん…
お前がAの事好きだって知ってたのに…」

隆「あ～～！アレ？
確かにAちゃんのことは好きだけど、
あれは臣を焚きつける為に言ったことだから気にしないで？」

へ？

隆「Aちゃんは友達として好きだよ？」

臣「でも、高3の時の好きだったってこの前俺んちで…」

隆「いつの話だよ…
そんなずっと思ってるのは2人だけだから！
いつまで経っても動かなくて臣らしくないから俺が一芝居うったってわけ」

マジかよ…

まんまと隆二の手のひらの上で転がらせられてたんだ…

だせぇ～

でも、ありがとな？相方

「おまたせ～」
健「こんばんは～初めまして山下健二郎です」

Aと一緒に健二郎さんが現れた

最初はビックリしてた隆二も健二郎さんのモノマネや話術でいつの間にか打ち解けてた

「ごめんね…健ちゃんあの映画見てから2人のファンでさ。
今日隆二くんいるってゆったら行くって聞かなくて」

臣「いや、いんじゃね？隆二も楽しそうだし」

初対面なのに10年来の友達なみに仲良く肩組んで顔真っ赤にさせて飲む2人

隆「あ！そうそう。A！同窓会一緒に行こうな？」

「いや、仕事が…」

隆「またそうやって逃げちゃダメ。俺も行くし、臣もいるから大丈夫」

健「同窓会？？行ってこい！！仕事は俺が何とかするからかまへんで？」

「や。でも…」

隆「ほら～許可出たから行こうね」

「う、うん」