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「ねぇ、何か食べたいものある？」
臣「何でも」
「それが1番困る。家に何があるの？」
臣「先週のまま」
「たまには自炊しなよ？」
臣「ん〜、あ！ハンバーグ食べたい」
「また？この前作ったじゃん？」
閉店間近なスーパーにビジネススーツな2人
期限間近な食材に割引シールが貼られ
客層はくたびれたサラリーマンなどのお一人様が
数少なくなったシール付きのお弁当を買っていくそんな時間
俺らは夕飯の食材の買い出しに来ていた
3人で会った俺の誕生日から
Aは俺の彼女役をやってくれている
毎日のようにLINEしてるし
毎週金曜日には俺の家でメシを作って
時には泊まっていく
キッチン用品が充実して行き
Aの私物が１つ、また１つと増えていくことに
俺は幸福感でいっぱいだった
本当に彼女なんじゃないかと錯覚するほどだった
恋人のような時が
多忙な仕事の中でも癒される
たまに隆二からメールや電話が来てるけど
「見てみて！隆二くんからこんな画像きた〜」
「もしもし？うん。今ね登坂の家でドラマ見てる」
隠すこともなく俺の横で電話してる
やましい事がない証拠だろうと
少しの嫉妬心には我慢する
臣「今日泊まってくんだろ？明日どっか行く？」
「ん〜あ！ココ！シー行きたい！」
某夢の国が期間限定で恐怖2倍と
ちょうどCMが流れていた
臣「OK！寝坊すんなよ？」
Aが泊まる日は次の日出かけるというのが
自然と定着してきていた
泊まると言っても俺はまだ一度も手を出してはいない
Aはリビングに自分専用の布団を敷いて寝ている
至って健全な関係だ
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あおのすけ(プロフ) - 愛菜さん» コメありがとうございます。やっと付き合い始めましたね。長かった〜。 隆二くんもあの時気づいてれば違う今になってたんでしょうね。難しいですね。山下夫婦は私のお気に入りです。嵐のようにきて、去って行きましたね。笑 (2016年6月29日 14時) (
レス) id: 9e31513e66 (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - おはようございます。お話読ませて頂きました。やっと2人は付き合い始めましたね↑↑山下夫婦は強烈でした(笑)けれど山下さんのおかげで始まった関係ですから許しましょう！そして今市さん両想いに気がつかず…。 (2016年6月29日 7時) (レス) id: 7da404dcb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおのすけ
| 作成日時：2016年1月2日 10時
