Promise 2 臣side

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シャワーから上がるとAが起きていた


俺を見てすげ〜ビックリしてる



臣「もしかして覚えてなかったりする？」


もしやと思ったが


その沈黙は肯定を意味してんだよな？


って事は遠い昔の約束の話を覚えてるか確認したこと自体覚えてねぇよな…



そもそも俺との約束覚えてんのか？



覚えてないって言われたら俺立ち直れるかな…



臣「…俺との約束は？」


「やくそく…」


臣「覚えてないとは言わせねぇぞ？」


頼む。覚えててくれ…





「と、とりあえずシャワー！シャワー浴びてくる」



に、逃げられた。



ってことは覚えてないこと確定



はぁ〜。マジか…



つーか、アイツ昨日の事どこまで覚えてんだ？








シャワーに行ってからアイツ帰ってこねぇけど

風呂場で倒れたりしてねぇだろうな…


仕事も手に付かなくさっきから全く進まない





気になって風呂場に向かう途中


Aが出てきた



濡れた髪のまま、俺を見るなり


「あ、あのね？ご、ごめん。昨日のことあんまり覚えてなくて…
　ヤっただろうことはわかるんだけど…約束って…」


臣「…とりあえず、そこ座れよ」


まず、ヤってね〜かんな？

ヤったことは納得して気になるの約束のほう？

いや、約束は覚えてて欲しかったけどさ

ヤってよかったの？

まじこの１１年で何あったんだよ…



コイツ大丈夫だったのか？

はぁ〜






Aが覚えてる範囲とわからないことをポツポツとしゃべりだしたから

俺はどうしてここにいるかの経緯を話した


約束は…




Aが覚えてないのに俺の口から言えねぇよ



約束って２人で覚えてて初めてなりたつもんだしさ…


そこで俺は思いついた！！



今日これっきりじゃなくて、次につながるストーリーを！！！



斉藤先輩まじでありがとう！

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