Promise 2 臣side

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高2の夏休み

毎日の部活練習の合間に文化祭用の映画撮影

部活に専念したかったから何度も断った

最終的にはやらざるをえなくなったから今全力でやってるわけだけど

演技って難しい…

つか、何か恥ずかしい

俺がこれだけ苦戦してるから隆二のやつ大丈夫か？と思ったら

隆「マジで？それ先に言ってよ〜」

「だって隆二くん真剣だったから、わざとかと
思ったんだもん」

くすくす笑ってる隆二の恋人役のなんつったかな？

隆「Aちゃんってさぁ〜」

あ、そうそうAちゃんだ


意外にも隆二はリラックスしていたし

あの隆二が珍しく女の子に心開いてたから興味を持った


ある日 部活の練習と慣れない役者業の両立で疲れが出てた時

「登坂くん大丈夫？」

臣「え？何が？」

「何か上手く言えないけど、いつもと違ったから。体調悪いのかな？と思って」

ビックリした

誰にも気付かれないようにいつも通りにしてたハズなのに…

ましてや、あんまり話たことなかったから

臣「いや、大丈夫だけど？」

「そっか。無理はしないでね？」

深くは聞かず、去っていき

今度は別の場所でバカやってるA

不思議なやつだと思った




基本的には役の手前隆二と一緒にいることが多いが、
よく見ると色んなことに気を配っていることがわかった

って俺どんだけ見てんだよ

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