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盗み聴きするつもりはなかったけど
リビングの扉を開けれず
ただ立ち尽くして聞いていた
隆「なんで知ってるか?
そりゃ、気付くでしょ、好きな子の事だから」
「そ、そうだよね…あの時の私は友が嫌な思いしてるの気づかず…隆二くんにも迷惑…」
隆「いや。そうじゃなくて…A勘違いしてる」
「え?」
隆「俺が好きだったのはAだよ?」
「嘘?高2の時から友しか見てなかったよね?」
隆「バレてたか…でも高3になって2人でよくつるんでた時に好きだったのはAだよ。」
「うそ!私達両思いだった時期あったんだね…」
隆「マジか…あの頃の自分に教えてあげたい」
「ふふっ。私も」
隆「でも教えに行くならその後Aに起こることも知りたい
文化祭の振替休日に友と遊んだ後からおかしいよな?
何聞いても、大丈夫しか言わなかったけど
大丈夫じゃなかったよね?」
「ごめんね」
隆「俺からも少しずつ距離を置いてた…」
静かにあの時Aが友に言われた事を話し出した
「うん。でね…
友に言われてから考えたんだけど
具体的にどこを直せばいいのかわからなくて
無意識に人を傷付けてるんだと思ったら
人と深く接するのが怖くなった…
だから、隆二くんにも嫌われたくなかったから
深く関わらないようにしてた」
隆「そっか…俺はそんなこと思ったことないから
気にしなくてよかったのに…」
「ごめんね…あの頃の私にはあれが精一杯の選択肢だったんだよね…
バカだったな〜って今なら思う」
隆「そっか…
じゃあ、この際聞いていい?
クリスマスの日臣と何があった?
あれからだよな…
俺らを明らかに避けだしたの」
え…どういうこと?
あの日が全ての原因?
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あおのすけ(プロフ) - 愛菜さん» コメありがとうございます。やっと付き合い始めましたね。長かった〜。 隆二くんもあの時気づいてれば違う今になってたんでしょうね。難しいですね。山下夫婦は私のお気に入りです。嵐のようにきて、去って行きましたね。笑 (2016年6月29日 14時) (レス) id: 9e31513e66 (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - おはようございます。お話読ませて頂きました。やっと2人は付き合い始めましたね↑↑山下夫婦は強烈でした(笑)けれど山下さんのおかげで始まった関係ですから許しましょう!そして今市さん両想いに気がつかず…。 (2016年6月29日 7時) (レス) id: 7da404dcb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あおのすけ | 作成日時:2016年1月2日 10時