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高3のクラス替え
隆二とAとはクラスが別だった
何であの2人が一緒なんだよ…不満はあったが
クラスが別でも今までと変わらないと思っていた
俺の考えは甘かった
クラスが違うから休み時間も会えない
部活してるから登下校も別
全く会うことはなくなっていた
今は最後の大会に向けて追い込んでいる時期だから
休みなく日々走り回っている
地区大会で優勝すれば都大会に出れる
最近は去年にもまして隆二とAが付き合っているだの噂を聞くから多少焦っていた
同じクラスの2人が急接近してもおかしくない
俺は優勝したらAに想いを伝えようと思っていた
久しぶりに会えて
試合も誘えたし
あの時、Aの
「負けんなよ！」「頑張って」の一言で
俄然やる気が出た俺は単純すぎるかもな
だけど、
試合はPK戦の末負けてしまった
3年間頑張ってきたものだったから余計に込み上げてくる想いもあった
応援してくれた人達にフェンス越しだが
お礼の挨拶をしに行った
隆二。何でお前が泣いてんだよ！笑
A…勝って想いを伝えるハズだったのに、情けねぇーな。俺
でも
近いうち絶対伝えるから…
試合後
女の子に囲まれ、プレゼントや手紙をもらった
みんなに「ありがとう」と話をしていると
突然みんな俺から少しずつ離れ、道ができる
その先には
友「お疲れ様。ちょっといい？」
臣「あ、うん。どした？」
友「今日もカッコよかったよ？」
臣「ありがと。あれ？2人は？」
友「あ、先に帰っちゃった…」
臣「そっか…」
友「臣くん…私やっぱり臣くんが好き。私と付き合ってもらえませんか？」
臣「…ごめん。」
友「そっか…そんなにAが好き？」
臣「え？」
友「気付かないわけないでしょ…
Aは隆二くんといい感じなんだから邪魔しない方がいいんじゃないかな…」
何がいいたい？
友「Aが隆二くんのこと好きってわかってるんでしょ？」
臣「うるせ〜よ！
何がいいたいわけ？
俺が誰を好きだろうと関係ねぇーだろ？」
友「関係あるよ…好きなんだもん」
臣「ごめん。言いすぎた…
でも友の気持ちには答えられない
本当ごめん」
泣きながら帰る友に何もできなかった
2回も告白してくれた友は強いと思う
それに比べて俺何やってんだろ…
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あおのすけ(プロフ) - 愛菜さん» コメありがとうございます。やっと付き合い始めましたね。長かった〜。 隆二くんもあの時気づいてれば違う今になってたんでしょうね。難しいですね。山下夫婦は私のお気に入りです。嵐のようにきて、去って行きましたね。笑 (2016年6月29日 14時) (
レス) id: 9e31513e66 (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - おはようございます。お話読ませて頂きました。やっと2人は付き合い始めましたね↑↑山下夫婦は強烈でした(笑)けれど山下さんのおかげで始まった関係ですから許しましょう！そして今市さん両想いに気がつかず…。 (2016年6月29日 7時) (レス) id: 7da404dcb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおのすけ
| 作成日時：2016年1月2日 10時
