Second Love ~O.R~ (ページ45)

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2人でどこに住むとか？

内々定辞退連絡がまだだったことに気づき、
いろいろ手続きをしないと！！

とバタバタしている時期に

兄と、広臣のご両親

所謂両家ご挨拶の席が設けられた

兄もいつものラフな格好ではなく

しっかりスーツを着込んで挑む今日の両家顔合わせ

そこで私の運命は一転する

兄と、広臣と3人でご両親を待つ

お連れの方がいらっしゃいました。と仲居さんが襖をあける

父「遅くなってすまないね」

母「早速で悪いんだけど、

父「そんなにすぐ話さなくてもいいだろ？」

母「そんなわけにはいきません」

臣「どした？」

母「ごめんなさいね。今回の結婚賛成できません。
子供も残念だけど堕ろしてもらえます？」

あまりに衝撃的すぎて固まってしまった

敬「初めまして。兄の田崎敬浩と申します
あの、どういうことでしょうか？」

母「はっきり申し上げると、Aさんはうちの家にふさわしくありません」

臣「どういうことだよ？前はあんなに喜んでただろ？」

母「！！そんな前のこと忘れたわ」

ついていけない私はその場に立ち尽くすことしかできなかった

そんな私を後ろから兄が支えてくれた

母「では、私たちはお先に失礼いたします」

広臣が私の方にきて

臣「ちょっと話聞いてきます。敬浩さんAのことお願いしていいっすか？」

敬「あぁ」

気付けば部屋には私と兄だけになっていた