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幸せな時間はあっという間にすぎていく



昨夜せっかく作った料理を食べずじまいだったので
朝から半分食べ、
残りはお弁当にして2人で大学に行った






こんな日が続き、
広臣にいっぱい愛をもらい


周りの友人にも愛をもらい


幸せってこういうことなんだと日々実感していた



変わらず直人さん達のブランドのモデルの仕事もちょこちょここなし


楽しいキャンパスライフを過ごしていた









そんな私たちも大学3年生になり進路のことを考えないといけなくなっていた


広臣はずっとなりたかったという警察官になるため就職試験に向けて
バイトの合間に勉強している



私はというと
そこまでやりたいこともなく
一応大学の教員にすすめられた企業を数社受けることにした


それでも一応就職難と呼ばれるこの時代
勉強は必要で、バイト、モデル活動の傍ら、説明会などに参加している


ウチの大学は世間一般に知名度があるためすすめられた企業は名の知れた所謂大企業ばかりだった






そんな時
久しぶりに隆二から連絡が入る




【結婚することになりました】



隣でビシッとスーツ姿の広臣が


臣「どした?」

「あ〜隆二がね、ついに結婚するって!!」



動揺を隠せただろうか?


臣「そっか。」

「あ、返信きた。

え、うそ・・・」

臣「どした?」

「…秋奈ちゃん妊娠中だって!」


広臣のこと好きなはずなのに
なんでショック受けてるんだろう


こんな想いをかき消すように
今夜は久しぶりに仲良くした



広臣もいつもより激しくて
私の動揺が伝わったのかと申し訳なく思った


ちゃんと広臣のこと好きだよ

36→←34  ~臣Side~



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作者名:あおのすけ | 作成日時:2016年2月2日 21時

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