28 ~臣Side~ ページ28
あれから自分なりに考えてみた
Aが好きなのはこの前のアイツだろう
だからライバルってのはわかる
永遠って??
俺はあいつを超えることはできないってこと???
わかんね!!!
しばらく様子をみよう
1か月
2か月
3か月
半年経ったがなんも変化はなかった
大学では後輩も出来、相変わらずAとずっと一緒にいる
去年に引き続き構内で俺らは理想のカップルと噂されているらしい
Aも否定する気もないみたいだし
アイツに誤解されたくないとか別に思ってない?
学校、バイト、帰る家のマンションも同じ
会っている雰囲気はまるでない
じゃあアイツはどういう存在??
あ〜わかんね!!!
俺がここまで待ってみたが結論はでなかった
むしろ半年も俺が我慢したことにほめてもらいたいぐらいだ
はっきりさせるために俺は聞くことにした
バイトの上がる時間も今日は同じだ
「なぁ?そろそろ教えてくんね??」
主語がなかったがAには伝わったらしい
A「そうだよね。臣くんには言っとかないとね。次の休み一緒の時
私の地元一緒に行かない?
その時に全部話す」
「わかった」
わざわざ地元行くようなことなのか?
とは思ったけど、Aの育った環境とかにも興味はあったから
承諾した
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作者名:あおのすけ | 作成日時:2016年2月2日 21時