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あれから数日
頭の中を兄の言葉が離れなかった
私はまだ隆二のことが好きなんだろうか？
わからない
ただひとつ言えるのは嫌いになることはないってこと
バイト中も考えてしまった
哲「Aちゃん恋の悩み？」
「え？」
哲「そんな顔してるｗ今日はお客さんも帰ったし少し早く閉めようか？」
「え？」
さっきから「え？」しか答えてない・・・
哲「ちょっと気晴らしに俺の趣味見ていかない？」
その日はお店を早めに閉めて向かった先は
ストリートダンス？
哲「俺の趣味！！ちょっと見ていってよ！」
さっそく踊りだす哲也さん
向かいの手すりに寄りかかってみていると
踊ってるのって
哲也さんとケンチさんと啓二さん
2人共今日早上がりだと思ったらダンスしてたんだ
3人のダンスを見入っていて気づかなかったが
もう1人を見てびっくりした
アキラさん・・・
ボーーーっと見ていたらアキラさんの方から声をかけてくれた
A「Aちゃん？久しぶり！！どしたの？こんなとこに」
「お久しぶりです」
え？知り合いって戸惑ってる哲也さんたちに
地元が一緒であることと、兄の知り合いと伝えると
『敬浩の知り合い多すぎ』
みんなで苦笑いした
私も思っていた。兄の顔の広さにはいつも驚く
思えば私の周りには兄の存在を知らない人はいないんじゃないかってぐらい
私は兄の身内に囲まれている気がする…
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作者名：あおのすけ
| 作成日時：2016年2月2日 21時
