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金曜日
臣「よし！行くぞ！！！」
「え？本当に私も行かなきゃダメ？」
臣「はぁ？今更いかね〜とか無理だから！
姉貴もA来るって言ったらはりきって飯作って待ってるっつてたの裏切るの？」
「…」
臣「よし！行くぞ！！！」
腕を引っ張られ駅に向かう
電車に乗ったあたりからもう断れないと諦めもついた
臣「そういやさ、直人さんがいつアトリエ来れる？って言ってた」
「え、あれホントに行かなきゃダメ？」
臣「まぁ、行かなくてもいいけど、
直人さんしつけ〜ぞ？
断るにしても一回見るだけみれば？」
「わかった。明日バイト行ってシフトわかったらまた伝える」
どうせ行かなきゃだめなら
しつこく何回も言われるよりは一回見学に行って
相手を満足させて断る方が手っ取り早いと思った
臣「そういやさ、バイトって何やんの？」
「あ〜カフェ！ホールかキッチンかはまだわからないけど」
臣「そっか。じゃあ働きだしたら飲みにいくわ！」
「ふふ。いっぱい女の子連れてきてね」
臣「だから俺のイメージどんなだよ」笑
フッと笑う臣くんは誰が見てもかっこいい
さっきから向かいにいる女子高生たちが臣くんみてキャッキャしてる
最初のイメージは女に困ってなくて遊んでるイメージだったけど
女友達はいるけど、私の知る限り着かず離れすで遊んでる様子はない
「モテるのは間違えないでしょ？」
臣「まぁそれは否定しない！！」
そういう俺様な感じも女の子は好きなんだろうな
臣「おい！ちょっと突っ込めよ！
俺ただのナルシストじゃん！」
「え？違ったの？？？」
臣「お前な〜〜〜」
私の口を手でつまみタコチュー顔にされる
臣「ごめんなさいは？」
ほら！そんなことするから女子高生さっきより沸いちゃってるじゃん！
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作者名：あおのすけ
| 作成日時：2016年2月2日 21時
