First Love ～R～ (ページ3)

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兄達の元へ行くという３人とは別れ、私だけ帰ることにした

ELLYと健二郎は心配しながらも

見送ってくれた

毎回隆二に彼女が出来た日はそっとしておいてほしいと頼んだのだ

今日もいつもと同じように

大きなサクラが名所の公園で

ただぼーっと
咲いてないサクラを
ベンチに座ってみていた

１『１人でなにしてんの？』
２『あれ？コイツ五十嵐高校の今市軍団のやつじゃね？』
３『お！まじだ！コイツ狩ったら俺らの名前あがんじゃね？』
１『でも、女だぜ？』
３『男でも女でもJSBメンバーなら関係ねぇだろ？』

はぁ～厄介な奴らに絡まれた

隣の高校の制服を着ているこいつ等は

私たちのことをよく思ってないことは一目瞭然だ

２『ちょっとツラ貸してもらえる？』

「いや、忙しいんで無理です」

３『はぁ？座ってるだけだろ～が、俺らを嘗めてんのか？』

もう。めんどくさい…

２『こっち来いよ』

無理やり引っ張られる

「いたっ！！離せよ」

２人に両腕を引っ張られる

こんな所で喧嘩はしたくないけど、しょうがない…

２人を殴ろうと拳に力をいれたところで

隆「おい。何してんだよ？…その手離せよ」

え？隆二？

なんで？

１『おい！今市だよ！！どうする？』

隆二の登場にビビりだす３人

隆「その汚ねぇ手でAに触んじゃねぇょ！
離せっつってんだろ」

私を捕らえていた奴らの力が抜けていったかと思うと

３人は一目散に逃げていった