First Love ～R～ (ページ12)

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『あ！秋奈』

秋「あれ？お友達？」

『ううん！私の恩人のAさんと…』

隆「あ、俺…今市隆二っす///』

小声でこの子？って聞くと小さくうなずく隆二

正直今まで隆二が連れてた女の子達とは全く違った雰囲気の子でびっくりした

秋「はじめまして。秋奈です」

礼儀正しく挨拶もしてくれる

隆二はきっと何も言えないだろうし…

ここは私が話を切り出すしかないよね…

「ね？秋奈ちゃん！猫ちゃん元気？」

秋「え？なんでウチの猫のこと知ってるんですか？」

「あ～～隆二がね？バイク運転してるときに急に飛び出てきて避けたらしいんだけど無事か確認できなかったみたいでさ…」

秋「え？本当ですか？うちの子がご迷惑おかけしました！もしかしてその顔の傷…」

「あ～そうそう！」

隆「あ、いや！自分大丈夫なんで気にしないでください！」

急に割って入ってきた

秋「え、でもなんかお詫びでも…」

「あ～じゃあ隆二に秋奈ちゃんの連絡先教えてあげて？」

秋隆「え？？」

「なんか隆二その猫のこと気になるらしくて近状報告でもいいから教えてあげてほしいな～」

秋「そんなことでいいんですか？」

「うん！今日もね？秋奈ちゃんに猫ちゃんのこと聞きにきたんだ！」

秋「そうだったんですね！じゃあこんなのでよければ…」

２人の連絡先交換を見守る

私…

何やってるんだろう

今回の隆二の恋は今までとは違うとわかっているのに