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肆話 ページ5

あれから普通に授業を終えて部活に行こうとしたらあの憎たらしいクロトサカに首根っこを掴まれて部活に行かれへんという問題が発生した

貴「うぉぉぉいクロトサカ野郎めなんのつもりでこんなことしてるのかな?」

黒「はぁあのなぁ俺の教科書お前が持ってるだろ」

うぇい?......あっ

実は2時間目の国語は班になって誰かの教科書を使ってなんかやる授業やったんよ((明確には覚えてない))
だからそんときに私がとったんや多分

貴「あーちょっと待ってて今探すから」

黒「おう」

ガサガサとリュックを漁ると黒尾鉄子と汚ぇ字で書かれた名前の国語の教科書があった

貴「えっ鉄子だれだよ」

黒「えっ俺の本名」

貴「えっ」

黒「えっ」

貴「え黒「もういいやめろ」

クロトサカ野郎に止められて渋々黙ったら2人揃って沈黙
そう沈黙

黒「あー悪ぃな止めて今から部活だろ?」

貴「あっっうん私の方こそ持ってっちゃってごめん」

黒「おうじゃあな」

貴「じゃねぇ」

そのまま部活に行ったと思うやん?

今日部活休みやった(白目)
だから音楽室行ったあとそのまま帰ったわ

家帰ってきたんやけど食料がゼロに等しかったからコンビニでおにぎり買ってこなあかんわ
めんでぃー!!

inコンビニ
おにぎり買おうと思ったけどパンが食べたくなってきたからパンのコーナーに行ったもののやっぱおにぎりにしようかなって思ったからサンドウィッチ買った((え?

でその帰り道にクロトサカ野郎と会った

黒「よぉ香苗」

貴「げぇクロトサカ野郎やん」

黒「げぇとはなんだげぇとは。てかお前って関西出身?」

貴「いぇすいぇすバリバリ大阪人やぜ」

黒「へぇ〜大阪人ねぇ」

貴「なんやねんなんかおかしいか」

黒「いや学校以外だと大阪弁なんだなって思って」

貴「あーまぁ学校では標準語頑張ってるからな」

黒「俺お前の大阪弁なんか好きだわ」

貴「は?珍しいだけじゃね?」

黒「んーいやなんか好き」

クロトサカ野郎遂に頭のお医者さんに診てもらわんといけんくらいになってもうたな

そのあとばいばいして別れた

サンドウィッチは美味しかったです。

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作者名:りんすいんしゃんぷー | 作成日時:2020年10月21日 12時

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