黒ノ桃 Ⅳ (ページ22)

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松村side

目黒の家でクリスマスパーティーをして、しめの車で家まで送ってもらった。
樹を家用の車椅子に乗せて一緒にリビングへ行く。

「ねぇ、樹、ヤらない？」
「今？イブは明日だべ」
「今日もやりたい」
「分かったよ、いいよ」

樹の車椅子を押して寝室へ入り、樹を抱えてベッドに下ろす。
自分の服を脱いで、樹の服も脱がせる。

「チュッ」
「んっ」

向かい合って座ったまま深いキスをして、樹を寝かせ覆い被さるように樹の上に跨る。

「ﾝｯ、、ﾝｯ、、、アッ」
「ﾁｭｯ、、、ﾝｯ」

必死に吸い付いてくる樹が可愛すぎる。
頑張って俺の舌を追いかけてくる樹の胸の突起を手で弄ると甘い声を上げる。

「ﾝｯ、、樹、可愛い」
「ﾊｯ、ﾝｯ、、ﾝﾝｯ」

片手で俺のを刺激しながら、もう片手で俺の胸の突起を弄ってくる樹の鎖骨に印をつける。

「ね、ほく、、繋がりたい」
「えっ？」
「北斗と、繋がってみたい」
「いいの？」
「コクッ、感覚ないけど、北斗をもっと感じたい」
「分かった、優しくするね」

いつもは繋がらずするんだけど、初めて樹から繋がりたいと言われた。
下の感覚がない樹が気持ちよくなれるか分かんないけど、本人が望んでいるなら優しくしてあげることにした。

「どっち向く？うつ伏せの方が負担が少ないけど」
「やだ、北斗の顔見えない」
「分かった、じゃあ背中に枕いれるね」
「うん」
「嫌だったら言ってね」
「コクッ)ん」

仰向けにしたまま樹の後ろを溶かすために指を入れる。

「中って感覚ある？」
「分かんない、触ってる？」
「うん」
「、、北斗、キスして」

やっぱり感覚はないみたいで悲しい顔をする樹にキスをする。