黒ノ桃 Ⅳ (ページ19)

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「ふふっ、俺この時間好き」
「1番いい時とか終わった後じゃなくて？」
「それも好きだけど、蓮と繋がったまま抱きしめられてキスするの」
「大我は俺を煽る天才だね、チュッ」

繋がったまま俺と向かい合わせに座っている大我を優しく抱きしめる。
少しでも大我とくっつきたくて体をより密着させる。

「もう、いい？」
「んふっ、いいよ」

大我を寝かせてゆっくり動き始める。

「ﾝｯ、、ｱﾝｯ、ｱｯ」
「あぁ、、大我、気持ちいいよ」
「ｱｱｯ、ﾝｯ、、蓮、好き」
「んっ、大我、愛してる」
「ﾝｱｯ、、ｱｯ、ダメ、、イッ、ちゃう」
「ｯ、いいよ、、俺もイク」

お互いほぼ同時に果てて、くるっと立場を逆転してベッドへ倒れ込む。

「苦しくない？大丈夫？」
「ﾊｧｯ、ﾊｧｯ、うん、大丈夫、気持ちよかったよ///」
「んふっ、大我可愛すぎ」
「ねぇ、もうちょっとこのままがいい」
「いいよ」
「もっとギュッてして」
「はいはい」

繋がったまま俺の上で荒い息をしている大我を抱きしめる。

「落ち着いた？」
「うん」
「大我、愛してるよ」
「俺も」

優しく大我にキスをして、大我から俺のを抜いた。
果てた後で敏感になっているのか、ビクッと体を痙攣させながら甘い声を出す大我が愛おしい。

「今日の大我サンタ最高だったな」
「恥ずかしいんだけど」
「明日も着てよ」
「やだよ」

まぁ、隠し撮りした写真を待ち受けにして毎日見るんだけどね。
イブには1日早いけど、いつもより甘い夜を過ごして大我を抱きしめながら2人で眠った。