謎。 ページ24
立ち去ったはいいけど、
私の頭の中は、真っ白。何！？さっきの会話。
何かわからないけど、
すっごく危なさそうだった！
『生きてるといいわね。次会う時、お互い。』
砂原はわかるよ？
なんでAさんまで。
ん？
でも、波都橋の一家は殺されてしまったんだよね？
ならAさんがいのちを狙われていても不思議ではないんじゃない！！？
つまり、Aさんは今、とても危険な状況なんだ！！
私は、たった今きづいた凄い可能性にたまげていた。
じゃあ、なぜそれをKZに依頼しないの？
Aさんの話では、大人には頼れないんだよね？
私達、子供の中では一番頼れると思うけど。
それに、Aさんの依頼は、犯人探しじゃなく死因解明。
うーん。謎を繋ぎ合わせると、
AさんがKZを信用してないってことになる。
でも、なんか、そうじゃないと思うのは気のせい？
翼「アーヤ？ アーヤ？」
彩「あっ。はいっ！何！？」
翼「考え事？」
彩「ああ。うん。さっきの2人の会話が気になって。
もしかしてAさんは、命を狙われているんじゃないかって思って。」
翼「うん。それと、砂原が言ってた名称。気になる。」
彩「アポなんとか？」
翼「ああ。記憶力は良いんだけど、大抵何度か聞いた単語だろ？でも、さっきのは、始めて聞いた」
翼「一回、会議に出してみるか。波都橋がいない時に。」
彩「うん。」
そしてまた、サッカー観戦に戻ったんだ。
しばらくして、Aさんが戻ってきて、私たちの横に並んだ。
A「盗み聴きとは、ええ趣味してますなぁ。場が和みますわ。」
へ？な、何べん？
A「ほやけど、うちにもプライバシー言うもんがあるんやさかい、
探偵として、いかがなものやろか。」
こ、怖い，，，，，，。
A「また今度やる時は、うちも誘ってくださいね？楽しそうやし。」
な、なんなの？
A「説得力あるでしょ？でも、あんたら2人。一様探偵でしょ？
依頼人のプライバシーぐらい、守れなくてどうするの？」
A「じゃ。」
そして、Aさんは歩いて行った。
こ、こわい。
翼「バレてたか。」
うん。
翼「でも、確かに。探偵として、依頼人のプライバシーをつつくのは失格だね。」
ん。
私も、Aさんとは仲良くやりたいし。
あ。
彩「ねぇ。翼は、どれがほんとのAさんだと思う？」
翼「全部。それかどれでも無い。」
？
翼「予鈴鳴ったよ？」
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匿名 - 作者の部屋を密かに楽しみにしながら読み進めてるwww (2020年3月26日 13時) (
レス) id: 668208e396 (このIDを非表示/違反報告)
茉矢 - ありがとうございます！！！ (2019年11月30日 20時) (レス) id: 21f7438531 (このIDを非表示/違反報告)
上若彩忍 - 更新楽しみにしてます。 (2019年10月28日 22時) (レス) id: 1dfff9993e (このIDを非表示/違反報告)
茉矢 - ありがとうございます！！我ながら、ネーミングセンスがないのがw面白くなって良かったですww (2019年6月17日 19時) (レス) id: efa1417f75 (このIDを非表示/違反報告)
あずき♪（チームあみ） - 作者の部屋めっちゃおもろいｗゆ、悠ちゃんwww (2019年6月15日 17時) (レス) id: ab8cadff73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茉矢 | 作成日時：2019年4月12日 22時
