vol.2 ページ6
康side
昨日はラウのおかげで蓮くんと友達になれた。帰った後もメールですごく盛り上がったし、ほんまにラウには感謝しかない。
今日朝一で絶対ラウにお礼言わな！
康「おはよーラウ！昨日はほんまにありがとう！」
ラウ「いえいえ〜！ふふふ」
康「ラウどないしたん？今日めっちゃ機嫌ええやん」
ラウ「問題です！なぜ私は今日機嫌がいいでしょーか？」
康「急やなー！あっわかった！うちの友達できへんって言う文句聞かなくて良くなったからやろ？」
ラウ「ぶぶー！不正解！」
康「えー違うん？他何があるやろ？」
ラウ「ほんとにわかんないのー？せ・い・か・いはー」
康「なになにー？」
ラウ「今日は修学旅行のグループ決めがあるからでーす！」
康「あー！ラウが渡辺くんと一緒になれるかもしれへんって言ってたやつ？」
ラウ「なれるかもじゃなくてなれるの！」
康「えらい確信あるな。ほんまになれんのー？」
ラウ「まあまあ康ちゃん見てなって！」
ラウは自信たっぷりそうに前を向きグループを決める1時間目がくるのを今か今かと待ちわびていた。
そんなラウを可愛いなと思って見ていると後ろから肩を叩かれたので思わずびっくりして変な声を出してしまった。
康「ひゃあ！」
目黒「ははびっくりした？おはよう康ちゃん！」
康「蓮くんかー。ほんまにびっくりしたー。自分朝から心臓に悪いで！」
目黒「ごめんって！康ちゃんがそんなにビビりだったとは思ってなかったもん！」
康「うちビビりちゃうから！ちょっとびっくりしただけやから！」
目黒「嘘だー！おばけ屋敷とか肝試しとか1番ビビりそうなタイプでしょ」
康「うちそんなんちゃうし！あっそうや！蓮くんは今日のグループ決め誰と組むとか決まってんの？」
目黒「あー俺は…」
蓮くんが喋ろうとした瞬間朝のチャイムが鳴った。
目黒「うわぁ！やっべ！立ってたら原ちゃんに怒られる！」
そう言って蓮くんが自分の席に戻ろうとした瞬間…
ドーン！
蓮くんがイスにつまずいて派手にこけていた。うちは思わず笑ってしまうとクラスの9割くらいがうちの方を見て何やらひそひそと話し始めた。
生徒1「康さんって笑うんだ…」
生徒2「まじ可愛いんだけど…」
生徒3「目黒ナイス！」
うちには何を言っているかは全然聞こえなく不思議に思っていると先生が入ってきた。
ちなみにさっき蓮くんが言った原ちゃんというのはうちらのクラスの先生の愛称のこと
先生「なんだー？目黒こけたのかー？ドンマイ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 353人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
胡蝶(プロフ) - melさん» ありがとうございます！更新出来るだけ早くするのでこれからもよろしくお願いします！ (2020年8月20日 16時) (
レス) id: 15d5694cc0 (このIDを非表示/違反報告)
mel(プロフ) - とても愛読させていただいてます。更新無理なく頑張ってください！！！ (2020年8月5日 20時) (レス) id: 2954558d6b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：胡蝶 | 作成日時：2020年6月3日 12時
