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翔太side
翔太「へーそうなんだ。じゃあ俺が第1号だな」
康「そうやね！なんか恥ずかしいわー康って呼ばれんの」
翔太「さっき俺のこと優しいって言ったやつ第1号になったからそのお返しだな」
康「なんやそれ？改めてよろしくな！翔太くん！」
翔太「よろしく。康！」
康は手を差し伸べてきた。俺は普段は握手をするようなタイプではないが、差し伸べられた手をみて自然に握手を交わしていた。
あー完全に俺、康に気許してる。けど悪い気はしないな。修学旅行のグループ康が一緒でよかった。こいつなら全然やっていけそうだ
翔太「あっテラスついた」
康「うわぁーきれいな場所！吹き抜けになっとるやん！」
翔太「だろ！俺らの特等席」
照「あーやっときた！遅いぞ翔太！」
ラウ「康ちゃんおそーい」
向こうのほうで声がしたと思ったらテーブルに座っている照と金髪のあいつだった。康はあいつらを見つけると一目散に走って行ってしまった。
俺はこんなところで体力を使いたくなかったので、歩いて向かったが…
康「しゃーないやん！だってラウがうちをここまで連れてきてくれへんかったんやから！」
ラウ「それはごめんって！知ってると思ってたんだもん！わかんなかったら蓮に聞けばよかったじゃん」
康「蓮くん？蓮くんは売店いっとったから聞かれへんかってん」
ラウ「そうだったんだ…いやほんとにごめんね！そういえば翔太くんと一緒に来てたみたいだけど、途中であったの？」
俺は話の矛先が急に俺に変わったのでびっくりした。俺は普段あまり人とがっつり話さないタイプなので、クラスから話して来たって言ったらみんな多分驚くだろうな
亮「翔太とここまで来るまで気まずかったんじゃない？翔太、女の子毛嫌いしてるし」
深澤「それもそうだなー大丈夫だったか？あんま気にすんなよ？普段から女の子に対してそんな感じだし」
康「えっ！普段はそんな感じなんですか？全然想像つかへん…」
亮「普段は？ていうことは話ながら来たの？」
康「はい…優しい人やなって」
目黒「優しい人⁉ちょっとまって！翔太くんどういうこと？」
佐久間「嘘だ…あの誰にもあまり心を開かない翔太が…」
涼太「珍しいこともあるもんだね。もしかしたら初かもしれないよ」
翔太「うるせぇな！別にいいだろ！」
照「いやぁすごいね！康ちゃん！どうやったの？」
康「えっと…それは…」
翔太「あーこいつ人見知りだから。話すの遅いと思うけどいいやつだから」
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胡蝶(プロフ) - melさん» ありがとうございます！更新出来るだけ早くするのでこれからもよろしくお願いします！ (2020年8月20日 16時) (
レス) id: 15d5694cc0 (このIDを非表示/違反報告)
mel(プロフ) - とても愛読させていただいてます。更新無理なく頑張ってください！！！ (2020年8月5日 20時) (レス) id: 2954558d6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡蝶 | 作成日時：2020年6月3日 12時
