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ユグォンの手を振り切ったらなぜかすごく涙が溢れてきて、通りすがりの人に変に思われないように俯いたまま静かに涙を拭いながら帰っていた。
ミニョク「A？」
顔をあげると、ミニョクがコンビニ帰りなのか、コンビニの袋をぶら下げてそこにいた。
『あ、ミニョク』
ようやく絞り出した声は鼻声で、これは泣いているのがすぐばれてしまうと思って、明日早いからと言ってミニョクの横を通り過ぎようとしたところ、がしっと手首を掴まれた。
ミニョク「なんで泣いてんの」
『何もな「理由もなく泣かないだろ」
わたしの言葉を遮って顔を覗き込むミニョク。
腕をがしっと掴んだまま、理由は後で聞くと言って連れてこられたのはミニョクの家。
ミニョク「お前いっつもすぐ靴脱ぎ捨てて部屋行くのになんで今日玄関に突っ立ってんだよ」
いろいろ考え事してたらぼーっとしてたみたいでずっと玄関に突っ立ってたらしい。わたしが靴を慌てて脱ぐとまた手首を掴んで奥に連れて行かれた。
わたしをソファーに座らせると、ミニョクはコーヒーでいいな？と聞いてきて、頷くとコーヒーを作って持ってきてくれた。
ミニョクはなんとなく勘付いているみたいで、わたしが話し出すまで、最近の出来事やテレビのことをわたしに話してくれた。
『あのさ…ミニョクありがとう』
家に帰ってもネガティブモードが入って泣いてただろうし、こうやって落ち込んでいるときに誰かが居てくれるのは嬉しいものだ。笑顔でそう言うと、
ミニョク「こうやって心配してやるのお前だけだよ(笑)」
そう言って笑ってわたしの頭を撫でてくれた。
ぽつりぽつりユグォンとの経緯を話すと、ミニョクは真剣に聞いてくれた。
ミニョク「とにかくお前はユグォンに女の子といた理由を聞けよ。逃げても何も始まらないぞ」
と背中を押してくれた。
『ミニョクほんとありがとね。好き(笑)』
ミニョク「わかったからお前早く寝ろ(笑)」
結局、ミニョクの家に泊まることになって、わたしがベッドで、ミニョクが床に布団を敷いて寝ることになった。
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なっつん - はじめまして！楽しみに読ませてもらってます♪私はミニョク、ユグぺんなのでドキドキハラハラしてます//∇//)更新楽しみに待ってます！ (2015年6月13日 2時) (
レス) id: 5f482d0c38 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - >>あみゅさん 感想ありがとうございます；＿；処女作で拙い文章ですが楽しんでいただけてすごく嬉しいです；＿；学校やバイトが忙しくてなかなか更新できなくて本当にごめんなさい；＿；これからも頑張りますのでこの作品をよろしくお願いします！ (2015年5月21日 13時) (レス) id: 9e61103483 (このIDを非表示/違反報告)
あみゅ(プロフ) - ナナさんはじめまして。あみゅと申します。本当にいつも更新を楽しみにしています！ナナさんの書かれるユグォンに胸のときめきがおさえられません！続きを楽しみにしています！お忙しいこととは思いますが、頑張ってください！ (2015年5月19日 18時) (レス) id: 6b0d65b9e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナ | 作成日時：2015年4月25日 22時
