【備考】 ページ6
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・略歴
裏浦町の空き家に捨てられていた元捨て子。
腑分けか実験台かのところ、悪運強く生き残った。
4、5歳の頃から裏浦町にいるため、まぁまぁ古株。
infoの正式なメンバーになったのは数年前。
それまで世話をしてくれていた人がいるらしい。
・仕事
長年住んでいるのと仕事柄で裏浦町を熟知しており、抜け道も多数知っている。
(前述の通り、コウスケが私用で使うことはほぼないが)
足が速く、またパルクールなどの移動術にも長けているため、この町で彼から逃げ切るのは難しい。
学校に行っていないため、簡単な読み書きしかできない。
しかし、外国から来館されるお客様もいるため話者の多い言語は拙いながら話すことができる。
持久力や反射神経、動体視力などの身体能力が非常に高い。特に脚力と瞬発力は動物並み。
生まれつきの人並み外れた勘の良さで悪事を嗅ぎ分ける『裏浦町の番犬』
・名前
名無しの捨て子だったため、町人たちは各々好き勝手に呼んでいた。
誰が呼んだかいつからか裏浦に住み着いた野良犬で「卑狗」の名が定着した。
コウスケは漢字だと康介なのだが、康という字が難しいのでカタカナになった。
彼本人は無自覚だが、ほとんどの人が彼を卑狗と呼ぶなかで、彼が心から信用するのはコウスケと呼ぶ人間だけ。
また、信用ならない人物からそう呼ばれるのも不快に感じる。
・生活
昔は、服はボロ雑巾になるまで着倒し、生ごみやネズミを食べ、雨風さえしのげればどこでも寝ていた。
しかし、infoに入ってからは、人間らしい丁寧な生活を心がけ、日々真面目に家事をこなしている。
本心ではめんどくさいと思っているが、infoに志願した時に、犬はメンバーになれないと言われ、人間らしい生活をする、と約束したから。
最近は、観葉植物を与えられ世話をしている。
・その他
異国から来館するお客様のために外国語を覚えたり、治安維持のため体を鍛えたりストイックな反面、仕事に必要なこと以外への興味関心が薄い。
両親がどこの誰で、なぜ自分を捨てたかとかも興味がない。
情報屋さんに聞けば一発で分かるだろうが…。
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作者名:waka | 作成日時:2022年11月22日 23時