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拝啓
近所のお姉さん
このカオスな状況は、どうすれば良いのでしょうか。ちょっと誰か突っ込んで。
「だぁから、96ちゃんが寝坊するからでしょうが!!」
「起こせこのサイコパス!!」
「うんサイコパスだよ。知ってる?サイコパスは神よりも格上の存在なんだよ?だから96ちゃんは僕を敬いなさい。」
「そーくん今日の夕飯何がいいと思う?」
「俺が好きなのはね、かぼちゃ。よろしくいぶくん。」
「うん、かぼちゃ作るね。そーくんにあげるわけじゃないけど。」
ツッコミ不在の亜空間。
何だろ、大した音量じゃないのに耳が疲れる。
おかしいなぁ……
「いや寝坊するほうが悪くない?ねぇ圭?」
「いーや起こさない方が悪い。ね、圭!」
何故二人して私に意見を求める、面倒だな。
「はいはいどっちもどっちだから不毛な争いさっさとやめようか?」
「「ア、ハイ」」
よーやく黙った。良かったよかった、一件落着。
「遊馬さん凄…」
「あー…圭でいい。上の名前で呼ばれるのなんか苦手だ。」
「あ、うん。俺もSouでいいよ。」
「僕もEveでいいよ〜」
「うん、よろしく。」
何故にアルファベット表記…?
まぁいいけど。
近くに謎な表記の仕方する奴いるし。
「(な、なんか鼻がムズムズするな……)」
まぁ、仲良く?なって家に帰りました。
(誰かへの報告)
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作者名:ふゆち | 作成日時:2021年3月27日 2時