今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:8,962 hit
小|中|大
・ ページ29
どうやらSouくんはどうしても外せない用事があって代わりに圭が合鍵をもらってきたんだそう。
「ほら、食えるなら冷めないうちに食え。そんで薬飲め。寝てりゃ治るなんて考えてる奴は一生治んねぇぞ。」
「うっ……」
凄く痛い所をつかれる。
しばらくして圭が口を開く。
「……Eveはさ、何で助けようとすんの?全く無関係な人とか、猫とか。死んでも、私達にはなんの影響も及ぼさないのに。」
何で助ける、か……
E「……僕は、自分が傷つくのは別に怖くないんだよね。なんていうか、恐怖に対する感情が疎いのかな。自分が怪我しても、痛かったけど怖いとは思わなくて…」
圭は僕の話をじっと、真剣に聴いてくれている。
「でも、それは他人の話になると別で。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
17人がお気に入り
17人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ふゆち | 作成日時:2021年3月27日 2時