全日本男子達のコイワズライ【*Short story】

episode 37 【西田有志】® ページ39

がしっと右腕を掴まれてそのまま手の間に指を絡めて恋人つなぎをされる。




「ねっ…もぅ、だめ…」


顔を真っ赤にしながら言うとやっと離してくれた




へな…と地面に座り込む




はくはくと酸素を必死に肺に送り込む。





「はっ…おみず…」


水を飲もうと腰を上げるが、




…あれ、たてない。


もしかして、



「ねぇ、ゆーじー。腰抜けた…」



『…かわい』


そう言ってなぜか腰を触ろうとしてくるので


「もー！！」


と言って軽く叩いてやった。


ニヤニヤしながらこっちを見つめる彼



『必死に俺に着いてこようとしてるの可愛かったす』



「有志のばか、もうちゅーしない。たてなくなるもん」



腰抜けるの初めてだった。こんな感覚なの？


『キスで腰抜けるってその先いったらどうなるんすかね』



「え？」


その先？



「ぅああ…////」



ちょっと、少し…、いやかなり想像してしまった。



上半身の鍛え抜かれた体を目の前にして耐えられるの？私



『できるかどうか試してみません？』



ニヤニヤしながらそう言ってくる有志



「や、やだ！！」



『冗談ですよ。はいこれ水です。』



「あ、ありがと」


そう言って蓋を開けて飲み口に唇をつけようとすると、



有志にペットボトルをとられ、



「んっ、！」



ｺﾞｸﾝ



口移しされました


唇を舐める

『もーらいっ』



「…！？！？！？」


またキスされた！


「…有志のばか！」


そう言って叩こうとするが有志が避けるので全く当たらない。



くそぉ！腰さえ抜けてなければ…！


『俺、多分キス魔なんで、よろしくお願いします』



…私これからやっていけるの？




＿＿＿＿＿＿＿＿＿

香夏さんのリクエストで
西田有志×激甘
でした！お砂糖120%くらい(当社比)で書いてみました(笑)

お楽しみいただけたら幸いです。
リクエストありがとうございました！


そしてそしてご無沙汰してました。
初瀬、実は部活に入っていましてもうすぐで大会なんですが忙しくてなかなか更新できてませんでした。すみません(;_;)
これからはもっと更新できるように頑張ります！

いつもこの小説を読んでくださっている皆様、本当にありがとうございます(*´ー｀*)


総合hit数100,000超え、お星様が赤色、お気に入り500名様突破ありがとうございます。めちゃくちゃ嬉しいです！

拙い文章ですが、これからも読んで頂けると嬉しいです！

初瀬

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