全日本男子達のコイワズライ【*Short story】

episode 16 【西田有志】 ページ18

(注意 関西弁入ります)



やることが全て終わって後は寝るだけ


言うならこのタイミングだよな…



『な、なあ、明日暇？どっかいこ？』


「うん、行く！」



久しぶりの１日オフ。



同棲してる彼女とおでかけするのは最近なくて。


毎日バレーボールの試合でやっと今日の朝、家に帰ってきたところだ。



「えへへー楽しみやぁ」


そう言って笑う彼女を見て、可愛いなぁと思ったのは秘密にしておこう。


「明日デートやし今日は早く寝よ！！」


そう言って俺の腕を引っ張る。

『そうだな(笑)』


どんだけ楽しみなんだ。可愛すぎない？コイツ。


2人でベッドに潜り、電気を消す。


「なあ有志〜抱きしめて寝てもいい？」



『え？い、いいけど…』


「やった…有志の匂いめっちゃすき…」


ｷﾞｭ



抑えろオレ…！


可愛すぎる彼女にもう死にそうなんですけど。




.



ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ


『んぅ…』


「あ、有志おはよ！」


起きた時には彼女はもう準備を始めていた。


「有志っ！はやくはやくっ」



『わかったぁ』



女の子は準備に時間がかかるってよく聞くけど、




『A〜？俺終わったで』


「え！？はやっ、あとメイクと髪の毛だけやから待っててーごめんなぁ」



『ん。わかった』




そう言って机に鏡を置いてメイクしている彼女を見つめる。



まつ毛長いなぁ…目キラキラしてる…かわい。

アイライン？ってやつ書くの難しそう…


唇薄くて可愛いなぁちゅーしたい…


しばらく見ていたら、





なんか





なんか、





なんか、ちょっかいかけてぇっ




ﾂﾝﾂﾝ



「えっちょ、触らんといて〜っ！」




ケタケタ笑う俺。うんゲスいな(笑)



ﾌﾆﾌﾆ



「次はほっぺかーいっ！！」



『なんかおもろくて(笑)』



「ちょ、いまあかんて、ブスやから見んといてっ！」


笑いながら怒る彼女。


『ブスじゃねぇって(笑)すっぴんも化粧してんのも俺は好き』



「は！？あ、ありがと…」


若干お耳が赤いですよAさん




それから髪の毛をふんわり巻いて。

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