2話 ページ3
「あ、君！」
ん？私
「重そうだね持つよ」
「いえ大丈夫です、お気遣い感謝します」
「大丈夫！」
なにが？
「いえヘーキです」
ありがた迷惑とはこのことだ
「大丈夫っ！」
「あ、」
強引に取られてしまった
「どこまで？」
「…職員室まで」
「わかった君、名前は？」
「一ノ瀬です」
「
下の名前は言うなと脳が言ってる
「で、下の名前は？」
「言いません」
「えー！なんでさ！」
「なんでもです！」
「まぁいいやじゃね、
「はい。」
第一印象→少しいじわるでありがた迷惑な人
「あ、ノ瀬ちゃん」
「…Aですよ、松川さん」
松川さんとは委員会が同じの頼れる？先輩だ
「知ってる知ってる(笑)でもノ瀬ちゃんのほうが呼びやすい」
「あぁそうですかまぁ、いいんですけど」
「で？こんなとこで何してるの？」
「及川さん？にプリント運んでもらってました」
「なんで疑問形？」
「人の名前は覚えるの苦手です」
「そっか、じゃね」
「はい」
さてと、教室戻るか
「一ノ瀬」
「えっと、矢巾くん？だったけ」
「何回目？このくだり」
「名前は覚え」「るの苦手ですってか？」
「せーかいで？どうしたの」
「次の地理抜き打ちテストだってさ」
「まじか」
「おかげでうちのクラスメイトが荒れてるわ」
「安易に想像できるわ」
「だろ？見ろ地獄絵図だ」
「先生！抜き打ちテストするなら言ってください！」
「言ったら抜き打ちテストじゃねぇだろ！」
「地理きらーい！」
「俺はお前らのこときらーい」
「先生！テストいりません！」
「俺も夜凪のテストいらねぇ」
ほんとに地獄絵図だ
「Shut Upガキ共！」
Shut Upって口悪っ!ほんとに教師か？
その後は渋々テストをやったが以外と簡単だった
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作者名：またや | 作成日時：2023年12月2日 23時
